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以下、動画最新話までに載せたものを転記したものである。
閲覧時は最新話まで観ておく事を推奨する。

アドリア

プリンセス

エトリア出身、富豪の令嬢。
生まれつき、予知夢を見る能力がある。
繰り返し悪夢に悩まされることもあり、解決のため冒険者のお世話になったことも。

すっかり悪夢を見ることもなくなった頃、奇妙な夢を見るようになる。
天より現れた巨大な魔が、地中深くで力を蓄えた後に地上に現れ、 破壊の限りを尽くすというものだった。

すぐにその事を両親に伝えるのだが、夢見自体が久しぶりという事、 あまりに規模が大きいという事もあって、なかなか信じてもらえなかった。
そこでインターネットを使って夢に登場する場所を探し、 遂にそこが冒険者の街・海都アーモロードだと突き止める。
昔お世話になった冒険者への恩返しをしようと思い、アーモロードへと旅立った。

おてつだい

ファーマー

アドリア邸のお手伝いさん。
元々は農家の育ちだったが、冷害による不作で借金を抱え やむを得ず外へ稼ぎに出ることに。
一時期自殺を考えたこともあるほど。
エトリアでお手伝いの募集を発見し、アドリア邸に従事する。

仕事中、アドリアの予知夢により事故を未然に回避できた事がきっかけで 夢見の力を知ると同時に、より一層慕うようになった。

控えめな性格ではあるものの、できる限りアドリアの役に立てるよう行動する。

お手伝いとしての仕事ぶりは優秀なほうだが、掃除の早さをYGD-98と競うたびに 僅差で負けているので、そのうち勝ちたいと思っている。

アドリアが一人家を出た事を知って、心配になり慌ててYGD-98に 戦闘用プログラムを追加して共にアーモロードへと向かった。

YGD-98

アンドロ/ファランクス

深都製の雑用ロボット。
深都と海都が交流を持つようになってから、海都でも深都製ロボットが 少数出回るようになった為、新しい物好きのアドリア父がアーモロードで購入した。
YGDは「ユグラドール」の略。前モデルであるYGD-88の後継機種にあたる。

アドリアとは幼少期からの長い付き合いであり、よく遊び相手になっていた。
ただ、メンテナンスは父親が行ってきた為、アドリアは扱い方をよく知らない。

おてつだいにライバル視されているが、そんな事は気にせず淡々と指示をこなす。

もうかなり古い機種である為、数年前からアドリア父は買い替えようと 言っているが、アドリアが止めており未だに現役である。

出発前に急遽おてつだいにより戦闘用拡張プログラムを入れられることになる。
おてつだいと共に、アドリアを追ってアーモロードへとやってきた。

ブレッド

ウォリアー

剣を振るい戦う、無口な男。

昔、エトリアで冒険者として活動し、荒稼ぎをしていた。
しかし、探索中に強大な力を持つ氷の竜に遭遇し、戦いを挑むも圧倒的な力の前に敗れ ただ一人生き残るも片腕を失った。
氷の竜に遭ったと言っても誰にも信じて貰えず、 酒場で飲んだくれる日々が続いていた。
そんな中で、アーモロード深都の技術により 高性能な義手を作れるという噂を聞き、エトリアを離れアーモロードへと向かう。

深都で腕部の機械化手術を受け、再び自在に動く腕を手に入れることができた。
腕が戻ったが、かつて共に戦った仲間達は帰ってこない。

それでも、これで全てを奪った氷の竜への復讐をすることが出来る。
そう自分を奮い立たせて、共に戦える仲間を求めて酒場に通い続けたが、 わざわざ義手を付けたウォリアーに声を掛ける者など居なかった。

エリザ&アネット

ゾディアック(橙)&ゾディアック(桃)

代々伝わる魔法使いの一族、ローレンス家の双子の姉妹。
近隣では有数の強い魔術の才能に恵まれた。

幼少の頃より街の人々のちょっとした手伝いや狩りの手伝いをしつつ過ごしてきた。
しかし、エトリアで発見された科学技術が急速に普及していくと共に、 魔術の才能を持たない者を中心に魔法使いの存在を疑問視する声が増加。
最終的に大規模な紛争に発展。ローレンス家も巻き込まれ、 両親は我が子を庇いこの世を去る。

逃げるように国を離れるものの、魔法使いであることが怖くなってしまう。
そんな中、海都アーモロードでは星術師という魔法によく似た術を使用する職業が 認められているという事を耳にし、すがるようにアーモロードへと向かう。

他の星術師の動作や仕草をまねて、身分を偽り星術師の冒険者として登録した。
だが肝心の星の事については全く無知であるが故に、まともな星術師として見られず どのギルドからも門前払い状態だった。

バース

ファランクス

槍と盾を使いこなす大男。私設傭兵団ボレアスのリーダーを務める。

数々の戦場を渡り歩いて来たが、情に厚い性格であり、
戦場ではどちらかというと生かした敵の方が多い。
敵を追い詰めたらただ倒すのではなく、説得できる相手ならば
改心するまで説得するという事を自主的にやっているためである。
一応、お人好しである自覚はあり、傭兵団のメンバー達にはいつも感謝している。

今では噂が広がり、彼の行為は依頼人にも黙認されているというよりはむしろ
分かって依頼してくる人の方が多くなったのだが本人は気付いていない。

半年に1度のバカンスだと言って、傭兵団のメンバー達と共に海都アーモロードに
訪れているのだが、実はある謎の人物の依頼を受けて海都の姫の行方を調べている。

リッカ

モンク

気功を使いこなす修道士の少女。傭兵団ボレアスの一員。

バースが捕らえた敵の傷を癒やすのが主な仕事であり、飴と鞭の飴担当。
一方でそんな立ち位置に疑問を感じており、
拳を鍛えて攻撃面でも活躍してやろうかと思っている。
傭兵団では一番小柄ではあるものの、治療の実力は確かであり、頼りにされている。

代々続く修道士の家に生まれ、豊かな自然に囲まれた土地で育った。
家で定められている修行の旅に出る年になり、準備をしていたところ
家の近くで昼寝しているバースを発見する。
重傷と勘違いし、治療した事によって出会う。
傭兵団の話を聞き、気功使いが居ると役に立つと言い張り
傭兵団2人目のメンバーとなった。
本当は一人旅に出るのが怖くて嫌だったため。

ジェラード

バリスタ

弩で戦う青年。傭兵団のボレアスの一員。

バースが捕らえた敵が妙な気を起こさないよう脅すのが主な仕事であり、
飴と鞭の鞭担当。相手の怯えた顔を見るのが楽しくて仕方ない。
普段は気さくな性格だが、自分が気に食わないと思った相手には笑顔で弩を向ける。
情に流されやすいバースのストッパー的役割も担っている。

貧しい家に育ち、欲しいものは何一つ手に入れられない日々を送っていた。
ある時、古武具店で見た弩にロマンを感じ、不当な手段でその弩を手に入れてからは
傷だらけになりつつも扱いを練習し鍛える。
お陰で弩の扱いに長けているが、まともな事に役立てるつもりは全く無い。
今までの鬱憤を晴らすかの如く、各地で略奪行為を繰り返していたところ、
バースに出会う。巧みな説得により傭兵団3人目のメンバーとなる。

シャンテ

ショーグン

異国よりやってきた、東洋マニア。独特な喋り方をする。
持っている刀は天羽々斬の模造品で戦闘には使用できないが、
それ以外の刀を持っていない為、東洋について書かれた愛読書を持って戦う。

幼少期からやんちゃで、武士を目指しているという一回り年の違う男と
よく一緒に遊んで過ごした。その影響で、東洋の文化に興味を持つ。
いつしかその男に恋心を抱き、更によく知りたいと思い
本を読んで東洋の言葉を覚えたり、刀や鎧を集めたりしていた。

ある時、遂に武士となった男が急に旅に出る事になり、
思いを伝えるべく追いかけて乗った船は、不幸にも嵐に巻き込まれて沈没してしまう。
アーモロードの浜辺に流れ着いているのを酒場の主人が発見し、保護された。
奇跡的に命に別状は無く、1週間もすれば酒場で共に働けるようになるまで回復した。
その代わり、記憶の一部……自身が旅立った目的を失っていた。

ノエリア

ビーストキング

神出鬼没な大地の妖精。
人間そっくりではあるものの、身長は人間の頭くらいしかない。
本人もとっくに忘れてしまうくらい長く生きている。

面白いことを観察するのが好きで、しばしば人里に現れ人間を観察したり、
実際に姿を現して、人間と生活を共にしたりもする。
「可愛がって貰えるから」という理由で、人間の女の姿をしている。
名前は、最初に出会った人間につけてもらったもの。

数十年前、「面白そうなこと」が起きそうな予感がした為、アーモロードに移住した。
その時は丁度大異変からの復興の真っ最中で、様々な人が活動しており、
人間観察をする充実した毎日を送っていた。
だんだん調子に乗り、各地でトラブルを起こして回っていたところ、
とある魔法使いに捕らえられ、箱の中に封印される。
捨てられてしまわないよう、人々の記憶を操作し天羽々斬が入っていると思い込ませ
紆余曲折を経て最終的にアドリアのもとにやってきた。