新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士
しいたけメーカー2人旅まとめ

その12 オーバーロード討伐編

更新:2017/11/12

挑戦回数:5回

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新世界樹2のオーバーロードといえば、旧2で散々弱い弱いと言われてきた反動か表ストーリーボスらしからぬ初見殺し系パズルボスとして帰ってきた事はみんな知ってるよね。 それが、何故5回という僅かな挑戦回数で倒せてしまったのか……。

第1段階と第2段階があることは旧2の頃から変わっていない。 順番に書いていこうと思う。

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第1形態のHPは6000。行動は完全パターン。

全体バステ→全体TEC依存弱攻撃→物理反射→全体TEC依存中攻撃→3色反射→全体TEC依存強攻撃→自己回復→以降ずっと全体TEC依存超攻撃、というシンプルなパターンだが、要するに早く倒さないと(ハイランダーが)死ぬ。 かといって、ハイランダーのメイン火力であるディレイチャージは、高威力を出すためにはターン数をかけなければならずターン平均ダメージは伸び悩む。 ハイランダーはTECが低く時間を掛けすぎると簡単に死が見える。 そもそも全体バステには呪いが含まれており安定しない。 一体どうすればいいのか。

HPが6000しかない事に注目。 それくらいのHPならこれまでに幾度となく毒で葬ってきた。

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かくして初めてLv70引退を行い、ハイランダーはこのようなスキル構成になった。 何の冗談かと思うかもしれないが、ハイランダーは攻撃&HP吸収で手間をかける事なく相手の攻撃を耐え続けることができる。 その一方でカースメーカーは毒でごりごり削る。 毒耐性は◎なので、もし1発目の毒が切れたとしてもカースメーカーがフォースブーストを使えば2発目の毒は十分入る。

毒ダメージは1100前後。あっさり第2段階へ移行する。

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第2形態のHPは27000。 攻略wikiの通り、HP残量によって細かくパターンが定められている。 以降、第○フェーズと表現したものは、wikiの記述通りのものを指す。

第1フェーズは、物理攻撃のみが飛んでくる。
何もしない→山行水行→通常攻撃→最初に戻る、のループ。
山行水行は前列にしか飛んで来ないし、通常攻撃は基本的にHPが多いキャラクターが対象となるので、カースメーカーが攻撃を受ける事はない。 ただし山行水行の火力は非常に高く、ハイランダーが前衛職だろうと素で受けると死ぬ。 そのため、ヒールガードやDEFENCEを使い分けて耐える。 何もしないターンにブラッドウェポンをしておくと、血の暴走が発動しやすくなって勝手に殴ってくれるのでおすすめ。

一方でカースメーカーはというと、初手で病毒を入れた後は淡々とアムリタをまいてTP回復に努める。 なにしろこの後どんどん忙しくなっていくので、TPは常に全快近くになるようにしておくべきである。

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続いて第2フェーズ。
順当にいけば、第2フェーズ開始時にお供を召喚、物理攻撃1回目→物理攻撃2回目(ターン終了時更なるお供を召喚)、全体炎を4回連続で使用、最後に強攻撃を使用→第3フェーズに移行、という流れになる。

サテライトキラーという名前のオプションが極めてクソで、通常攻撃に加えてオーバーロード本体の全体炎に追撃する形で攻撃してくる。 属性攻撃なので、カースメーカーはともかくハイランダーが喰らうとDEFENCEしていても結構なダメージになる。 つまり、サテライトキラーには即時退場してもらわないといけない。 ここをどうすればいいかというと。

まず、オーバーロード本体が物理攻撃をするターン。
ハイランダーはヒールガード、カースメーカーはサテライトキラーに病毒を入れる。 このターンは物理攻撃しか飛んでこない事が確定しているため。 物理攻撃1回目のうちに病毒を入れておけば、物理攻撃2回目がくるターンの終了時にサテライトキラーは毒死する。 入れ替わりでロードコアという名前のお供が出てくる。

次に、オーバーロード本体が全体炎を開始するターン。
サテライトキラーさえいなければ、全体炎攻撃自体はボーナスターンみたいなもの。 しかし、前のターンに出てきたロードコアとかいうやつが実に曲者で、HPが2800と地味にある割に毒が効かない。 そして本体が全体炎を使っているうちにロードコアを倒しきらなければ、その後の強攻撃のダメージがえげつない事になるという仕組み。 つまりどうすればいいのか? うまいことハイランダーとカースメーカーのHPを調整して、HPぎりぎりのところでライフトレードして削る。あとハイランダーも殴って削る。以上。

最後の強攻撃、如く舞うについては2人に1発ずつ飛んでくるものの、ロードコアさえ倒せていればDEFENCEで受けきれるので問題はない。 そして第3フェーズへ。

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続いて第3, 第4フェーズについて。
第3フェーズでは、第1フェーズの行動の最後に生れ出づる悩み(後衛狙い・混乱付与)が追加される。 後衛であるカースメーカーは通常攻撃によるダメージソースを持たないので、もし混乱しても立て直しは比較的容易であり、そもそも抑制防御ブーストにより状態異常には強い。 更に言うと、生れ出づる悩みの後は何もしないターンなので、そのターンでハイランダーがテリアカβでも投げれば済む話。 ここは(1人旅の時と比べて)2人旅ならではの強みと言える。 また、最初に毒が入ってからある程度ターンが経過している頃なので、別にフォースブーストを使わずとも容易に病毒が入る。 毒で削っていけば、第3フェーズは2周するかどうかといったところで速やかに第4フェーズに移行するだろう。

第4フェーズは、第2フェーズと似ていて召喚されるサテライトキラーの数が2体になり、属性が炎から氷になる。 属性の変化は大した事ではないし、サテライトキラーが2体になったのも別に問題ない。 2体目のサテライトキラーもまた1体目と同じく後衛に配置される事が幸いして(病毒の範囲は列!)、第2フェーズの時と同様に片付ける事が出来る。 あとは第2フェーズと同じようにライフトレードと通常攻撃を駆使してロードコアを倒せば、如く舞うの後に第5フェーズへ移行する。

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そう思っていた時が私にもありました。 第5フェーズは、第3フェーズの行動パターンに全体防御ダウン+テラー呪い付与をする孤独そして孤立という危険な技が追加される……のだけど、どうやら毒とライフトレードで削りすぎたのか即座に第6フェーズに移行したのだ。

第6フェーズは、第2や第4フェーズと似ているが大きく違うのはオーバーロード本体による属性攻撃が始まるまでの猶予(=物理攻撃ターン)が1ターンだけになっている。 あとついでに属性が氷から雷に変わっているがこれはどうでもいい。 1ターンだけになって何がまずいって、今までのように毒では撃破が間に合わない。 サテライトキラーが毒死する前に全体雷が飛んできて、それに対するチェイスでハイランダーはあっという間に燃えカスになるだろう。 じゃあどうすればいいのか?

ハイランダーにはフォースブレイク、ゲイボルグ(全体無属性超強攻撃)がある。 そしてこの時、ちょうどカースメーカーのHPは(後衛狙いの)生れ出づる悩みのおかげで十分に減っていた。 ハイランダーはというと、当然のようにサテライトキラーx2とオーバーロードに殴られて瀕死になっていた。 つまり、ゲイボルグとライフトレードを使えば、サテライトキラーを一掃したうえで全快になり立て直しが可能のはずだった。

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ゲイボルグは決まった。全体に1500程度のダメージを与え、サテライトキラーは瀕死になり、そこへカースメーカーがライフトレードをする前にサテライトキラーが動いた事でハイランダーは死んだ。 ネクタルは無い。この瞬間、カースメーカー1人旅になってしまった。

このままだとロードコアを削りきる手段がなく、威力の増した如く舞うで死ぬ。 そこでフォースブースト+病毒で再度毒を入れてみると、これが成功。

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あとは雷技を受けつつHPを減らしてはライフトレードでダメージを与え……。 最後は毒ダメージで倒してしまった。

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というわけでオーバーロード、Lv70引退70のハイランダー&カースメーカーで撃破!

Q. ハイランダーである必要はあった?
A. ゲイボルグ。
Q. ペット技を使う理由、というか槍を捨てた意味はあった?
A. ペット技は何だかんだHP調整には便利だったし、HPコストがあるディレイチャージやクロスチャージを使わなかった事によって、ハイランダーが壁として機能しやすかった事は事実。
Q. 結局のところカースメーカーは樹海にて最強なのでは?
A. 否定できない。

いやまあ正直なところペット技はお試しのつもりだったんだよ。ほんとだよ。
なんか倒してしまった……倒したのにこんなに釈然としない気持ちになったの初めて。

でもこれだけは言える。
うちにとってハイランダーがカースメーカーと組んだときに最も活躍できるありかたとは、なのだ、と。
どうか願わくば、これを読んだ人がハイランダーをハイランダーとして活躍させることができますように……。

スキル振りは以下の通り。
さあ、これでやっとクリア後の諸々に挑めるぞー!!

ハイランダーのスキル カースメーカーのスキル