この記事を作成するに至った経緯について
最近、Twitter(自称X)で厳しい投稿数制限(+連投制限)が設けられた。今までは自前壁宛てにテーマ劇場の感想を画像と一緒に打っていたわけだが、同じことをやると投稿規制を喰らうかもしれないと判断し、感想はブログ記事という形で切り分けることにした。
ネタバレ配慮的な意味でもこのやり方の方が良いだろうしね。
そんなわけで以下、テーマ劇場「楽園を目指した裁縫」のネタバレとなる。また、クロエの個人ストーリーの話にも触れているし、グローバル版に実装された今までのテーマ劇場についての話もしている。
ちなみにこの記事を書いている教主は、グローバル版からトリッカルを始めており、本国版のネタバレは把握していない。
まず、先行で公開されたPV。
これによると、獣人の村を追い出されたという出来事があったらしいが……。
エピソード1

一体どうして追い出されたのかと思っていたら、序盤の方でさもありなん、といった感じの出来事が描写された。本人は特に悪いと思っていないようだ。そこへ、獣人達の苦情を受けたのかディアナ村長がやってくる。


早速「おっ」と思ったのはこのあたりのやりとり。穏便に話を進めようとするディアナ村長に対して「悩むふりはやめて」とばっさり言うクロエ。言い方の割りには怒っているというわけではなく、手っ取り早く話を進めたいと思っている様子。なんでもこんな風に苦情を受けたのは初めてじゃないんだとか。

最初村長が妖精王国に行くことを進めてきたのを見た時は、面倒事を妖精王国に押しつけようとしているのか!?と一瞬思ったが、話を進めていくとクロエのことを妖精だと判断したからだというのが分かった。クロエはエルダインなので妖精ではない何かのはずだし、当然妖精族特有の羽根もないわけだが、どうして妖精だと判断したのかは気になるところだ。雰囲気か……?
とにかく、クロエはそんなディアナ村長の勘違いに便乗して妖精だということにしたようだ。これはなかなかの重要エピソードかも。その後、妖精なのに妖精王国にいない理由について、土地が高いからだと言って誤魔化していくと……。


土地が高い=お金がないのが理由なら、お金をあげるから出て行ってね、とディアナ村長。すごい。どうも、かなりの大盤振る舞いっぽい。これは要するに「大金を支払ってでも厄介払いしたい」ということなんだろうが、そこに「クロエさんにも心穏やかに過ごせる場所を見つけてほしい」と付け加えるあたりがエーリアス有数の人格者・ディアナ村長である。

慈悲深い方……まあ……そうかもな。ピコラのテーマ劇場でもピコラからはそのように見えていたはずだ。最初は。
そうして交渉は成立、クロエは大金と引き換えに、獣人の村を出て行くことになる。

この時点ではセバスチャンについて「ただ言ってみただけ」と言っていて、教主が来た後のクロエとは態度が異なるように思う。このあたりは読んでいけば後々分かるかな?
ちなみにここのクロエはグラフィックにセバスチャンが含まれていないが、セバスチャン自体は冒頭のスチルにちゃんといる。

エピソード2

エルフィンランドにやってきたクロエ、獣人の村よりは栄えていると評する。まあ、文明が少しはあるっぽいもんな。パンやさんとか。

何日も食べてないという衝撃発言。エーリアスってもしかして、空腹でも死ねないのか?恐ろしい!

そこへ現れたのが我らが娘エルフィン。そんな様子を見たクロエは「食欲減退用の大食い配信かな」と至って冷静な反応。クロエって多分セバスチャンの存在がなかったら性格が冷静になってそうなくらい冷静なもちほっぺだよな……。

自身の仕立屋の立地についてやはり冷静に確認するクロエ。その確認相手がセバスチャンだ。いわゆるラバーダック・デバッグ(プログラマがおもちゃのアヒルに話しかけるやつ)に近いものを感じるな。

うーん、そんな事は言ってなかったかな。エルフィンって身なりは良いはずだけど、案の定、さっきレストランで会ったエルフィンはクロエから妖精の女王様判定されていなかった模様。それでこそ我らが娘エルフィンだぜ。


そして、いざ謁見の間となったものの、仕立屋の開店については却下されてしまう。ビジネスプランを全部説明したらしいが、多分エルフィンは聞いていなかったんだろうな。

5歳児の主張を振りかざすエーリアスの守護者・妖精の女王・エルフィン(200歳オーバー)。

その後も交渉の切り札としてとっておいた純金を口に入れて噛むなどのエルフィンイズムを発揮し……。

何故この場にネルがいないんだろう。そう思わずにはいられない。

うーん……大丈夫じゃないですね。
ここまでのクロエ、エピソード1だと厄介者扱いだったけど、エピソード2に入ったら相対的に常識人に感じられる。エルフィンって周囲の存在を常識人にしてしまうのかもしれないな。
エピソード3

路上で寝たくないため宿を探すクロエだったが……。

今までに何度かあった演出だが、不思議なSEと共にセバスチャンがズームされた後にクロエがセバスチャンの意思(?)を感じ取っている、というのがそろそろ気になってきた。これは……?教主と会った後のクロエ(クロエの個人ストーリー参照)はそんなことしてなかったと思うけどな。教主の権能(ブルミがくれたアレ)を通して見るクロエは、自作自演をしているので。


セバスチャンからのアドバイス(?)を実行に移すクロエ。笑いながら話しかけるってそういうことじゃないから!

クロエは結局、宿が確保できず、妖精の森でひとり(セバスチャンも含めてふたり)で過ごすことになる。

他に同じように彷徨っている描写のあったエルダイン姉妹といえばイードだが、イードは最終的に妖精王国で保護されることになったはずだ。あれは教主が来た後の話だったが、今回の時系列とはどのくらいの差があるんだろうな。

またしても、セバスチャンの意思(?)を感じ取っているシーン。トリッカル、この手の描写が本当に「そう」なのか、精神に病を抱えた結果なのか、判断に迷うところがあるんだよな。そういう使徒が他に複数いるんだもん。

森の中。妖精の森とはまた違った背景。画面にうっすら掛かってるエフェクトからして、おそらく回想みたいなものだと思われる。

なにか、悲劇があったらしい。この後にウイが出てくる事から、まだ姉妹が一緒だった頃の話っぽいけど。腕がもぎ取られちゃったというのはセバスチャンだろうか?これだけだとなんとも言えない。

???さん!声も、アイコンの色も、ウイである。まだ姉妹を姉妹と認識できていた頃の話なのか……?
という、かなり気になる引きで終了。
エピソード4


ここは初っ端からびっくりしたな。末っ子(ウイ)については一時的に忘れちゃってただけみたい。クロエはこの回想中、一度もウイという名前を口にしなかったが、これは単にウイのことを「末っ子ちゃん」と普段から呼んでいるのだろう。ウイが「クロエお姉ちゃんは一番目立つ」と言っているのが、姉妹の中で一番ファッションに気を遣うタイプというのが感じられて良いね。
クロエはウイにぬいぐるみの腕がもぎ取られちゃった事について説明する。

ここで「ウイが幸せにするよ!」と言って能力でクロエのぬいぐるみを直すのかなと思っていたのだけど、何かちょっと違うっぽい。クロエに治させようとしている。

そのぬいぐるみを治す方法とは、「呪文を唱える」こと。

本当に治ってしまった。

このやりとりから推測するに、昔は今のウイが使うような改変能力を姉妹全員が使えたのかもしれない。もっとも、今のウイもそこまで万能ではないはずだ。

何気なく言っているが、これが能力の発動条件だったりするのかもしれないな。

夢から覚めた後、妖精の森で同じ呪文を唱えてみても何も起きないと言っているし。

ウイからのアドバイスを思い出した事で、妖精王国で散々な目に遭って心が折れかけていたクロエ、復活。がんばれ、クロエ!
ところで、回想中でクロエがウイにプレゼントしていた白い花冠だが、


ウイのどの衣装でも確認できないため、失われているっぽい。悲しい。
エピソード5


それからどのくらい経ったかは分からないが、クロエは出会いに恵まれたらしくキャロットの下で働いていた。きっと、クロエがまともな方のもちほっぺだからこそ、まともな方のキャロットとは相性が良いんだと思われるね。幸せになるため頑張るクロエ、有言実行で本当に偉い。


クロエの顧客達。ロレットは誰かの個人ストーリーに出てきた記憶がある……あと週末イベントか何かにもちらっと出てきたかな?ブランセはうにでお馴染み俳優。「すごく気に入ってくれたみたいで感動して泣きそうな顔をしてた」はブランセを知っていればくすっと笑えるポイントだ。こういうの好き。

キャロットがどのくらいまともかというと、農作業と出張デザイナーの二人の仕事をこなすクロエを心配するほど。他者への気配りができるもちほっぺなんてなかなかいないよ。
そんな感じで近況の話をしていたわけだが、ここで「近場まで果物の配達に行かないと」という話になり。

この読者の不安を煽る展開……。嫌な予感がするから自分が行くというキャロットの申し出を固辞して、クロエは居候させてもらってるし自分が行くと言って配達に向かってしまった。

キャロットが言うにはクロエは小柄な方らしい。もちほっぺ基準の「小柄」、難しい。それに、教主目線でもしっかりしてる方のキャロットから見ても、クロエはしっかりしてる方ではあるんだな……というのが分かる。

良い笑顔でフラグ立てていくじゃん……どうなっちゃうの?というところで引き。
エピソード6

期待を裏切らず大変なことになってしまった。

妖精王国の天気ってとんでもない変化をするらしい……というところに、避難誘導をしているらしきネルが登場。なるほど、だからこのイベントでネルが実装されるのか。

これはなんかシュールで面白かったから撮っちゃったやつ。


「何か忘れているような気がした」で置き去りにされるエルフィン。置いてきてしまった事を「気付いたら見当たりませんでした」と表現するのがちょっと面白い。

悲しみに暮れるネルと過去の自分自身を重ねるクロエ。大切な存在という点できっと間違ってないんだろうね。これは。

クロエ、良い子だ……。他者の痛みが分かるもちほっぺなんだね。
クロエは王宮に取り残されたエルフィンを助けに行くと主張すると、ネルからとあるものを渡される。

一瞬でなくなっちゃいそうな非常食だ……。羊羹に動じないあたり、クロエが妖精とは異なる存在であるということの表現だろう。


クロエ、雪に埋もれながらも前へと進む。頑張れ!
エピソード7

クロエはついに王宮にたどり着くも、セバスチャンはぼろぼろ。絶対に治すことを誓って、取り残されたエルフィンを探す。

大食いのことと、まともに交渉に応じないまま仕立屋の開店を断られた件を忘れないクロエ、しれっと暴言を混ぜる。

お菓子に飢えたエルフィン、クロエを食べようとする回。ところでこうしてエルフィンとクロエが並んでるところを撮ってみると、確かにキャロットが小柄と言ったクロエの方が小さいことが分かるね。

ネルは無事なの?って聞いてくるところで、娘と母……という気持ちになるの、あると思う。

安心して泣き出すエルフィンをなだめて「おしゃべりしながら司祭長を待ちましょう」と言える余裕。人間……もとい、もちほっぺが出来ているクロエさんである。


今回のイベントのハイライトを1つ選ぶとしたら、ここと言っていいだろう。何しろ、100日イベントを見た我々は知っている。エルフィンがお菓子を他者に与えるということには非常に大きな意味があることを。すごく良いやりとりだった。

ちゃんと正直に謝罪ができる女王、エルフィン。プレゼンの話をちゃんと聞いていたというのがまず驚きだが……。

仕立屋の開店を却下した理由。それは好きなお菓子屋さんがあったからだった……。クロエの心の声「助けて損したかな?」で、CV田村ゆかりの名演が光る。ここの言い方かなり好き。
とはいえ、エルフィンはお菓子を持ってきてくれたクロエの功績を認め、仕立屋の開店を許可することになったのだが……。


流石はキャロットも認めたしっかり者である。見事、幸せを叶える場所を勝ち取ったのだ。なんともトリッカルらしいクロエのサクセスストーリーといったところ。

このあたりを読む限り、この話はメイン1章の前日譚であり、仕立屋が開店したのは反乱が一段落したあたり、ということになる。

そして、テーマ劇場でお馴染みのやつ。金髪が美しく可愛い……。サイゼの壁に飾ってあるべきだと思う。

開店と聞いてお祝いに駆けつけたキャロット。クロエもカンナと同じく異種族なので、ここも異種族交流仲良しチームということになるんだな。もちほっぺともちほっぺが仲良くしてると嬉しい。そんな原初の気持ちが湧き上がってくる。

キャロットの図鑑まだ読んでなかったんだけど教団司祭で、しかも名誉職みたいなもんだったんだな……ここで初めて知った。
以上でテーマ劇場「楽園を目指した裁縫」読了。クロエはトリッカルを始めた初日からお世話になってきた推しほっぺだったが、今回のテーマ劇場を経て更に好きになることができた。良い話だった!
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