そらのうきぶくろ

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トリッカル テーマ劇場「半分の世界のグローブ」を読む

この記事を書き始めた経緯は以下を参照。

そんなわけで以下はネタバレ。グローバル版で公開されたこれまでのテーマ劇場にもちらほら触れているのに加えて、現時点でグローバル版に実装されているエーリアスフロンティアのストーリーの話もある。
ちなみにこの記事を書いている教主は、グローバル版からトリッカルを始めており、本国版のネタバレは把握していない。

エピソード1

物語はリスティが引きこもっているところから始まる。どうも、市長のエレナから嫌味を言われているらしいが……。

いきなりナマポて。その言葉、生活保護の蔑称だけど良いのだろうか。個人的にはちょっとライン越えてね?と思わんでもない翻訳の仕方だが、ひょっとしたら今後修正されるかもしれんな……。

モナティアムの適性検査機。ローネにスパイ適性があると判断したのも同じやつだっけ?あんまりよく覚えてないけど。モナティアム市民ってみんなAIから適性があるって判断された仕事をやっているのだろうか。その是非についてはともかく、興味深い設定だ。

これはプチ情報にも出ていたドクターパッペーを飲んでる時のモーションかな?トリッカル、使徒ごとに多彩なモーションが設定されてるのいいよね。

まともな職には就きたくないと思っているリスティ、おそらく偶然見つけたであろう職業管理ページに対してハッキングを試みる。鮮やかなハッキングの腕前を見られるのかと思いきや……。

え!?バカなのか?これじゃあまるで……スクリプトキディと変わんないよ!

ハッキング本に対してキレているリスティ。このキーボードをバンバンしてるモーション、多分往年のキーボードクラッシャー(調べてみたところ、いまはミュージシャンをやっているらしい。すげ~)を意識していそうな気がする。トリッカルそういうとこあるから。

シオンとフェスタの話をしている。分かるとうれしいやつだ。

リスティはキーボードを適当に叩いているうちに「裏アクセスコマンド」なるものを実行して、最高管理者となる。ただの偶然か、それともエルダイン姉妹のように「世界樹が与えた力」によるものなのか。

エルフの重要そうなプロジェクトに関する情報がどんどん出てくる。このポテトチップスで遊ぶモーション好き。

これはまあ、リニュアについての話だろうなあ……。モナティアムが極秘にリニュアを追っている、という話は今回が初出かな?これまた興味深い。

ローネ……カスみてえなファイル名付けてるんじゃないよ。

アメリア!「私とエージェントローネの秘密」なるものが成立すると本気で思っているのか?ローネは親切な隣人のスパイなんだが……?

リスティはこの興味深い情報について、自分のPCにダウンロードしたうえにオリジナルの情報を削除してしまう。これでもうリニュアを追跡する情報はアメリアとローネの頭にしか残っていないというわけか……。

リスティは興味本位で劇場のアルバイトであるリニュアのところに向かう、というところで区切り。リニュアの背景について少し知っているだけに、今回のテーマ劇場はワクワクしてしまうな。

エピソード2

劇場にやってきたリスティをうまくかわそうとするリニュアだったが。

リスティの質問、単刀直入というレベルではない。それは話が早すぎるだろ!

慌てるリニュアだったが、流石にここでボロを出すわけにはいかないと機転を利かせる。

ここの棒読み具合が最高。シュパンイベの棒読みエルフィン並のよさがある。

列に並んでいたらしいヴィヴィが、実にエルダインらしい感想を呟くのがまた良いね。

移動式ちりとり。ここまで的確に外見の印象を表現されると読んでて気分がいいな。リスティ、紛うことなき移動式ちりとりだ……。

はぁ~キモいですわ、歯に衣着せてなさすぎる。剥き出しの歯。

結局周りに注目されて居たたまれなくなったらしいリスティは逃げ出してしまった。

丁寧にお礼を言うリニュア。「ですのよわ!」はボイスでもしっかりですのよわだったので珍しく誤字とかではない。かわいいヴィヴィ。

一方その頃リスティ、泣きわめいていた。このわあわあ泣くモーションってあらゆるもちほっぺに存在しているんじゃないか?少なくともテーマ劇場で主役になってるもちほっぺ、みんな1回は大泣きしている気がする。

そこへ現れたのがリニュア。でかめの独り言でエレナを褒めてるのかけなしてるのかよく分からない何かを呟く。一応「様」をつけてはいるとはいえ……。確かR41リニュアにとってはエレナはアメリアの小間使い的なポジションだったはずだが、このリニュアにとってはどうなんだっけ?エーリアスフロンティアのストーリーを確認してみたところ、「5000年後のエレナ様の命令により送られたタイムトラベラー」とのことだった。

リニュアがうっかり漏らした「過去のエレナ」発言からどんどん妄想が広がっていくリスティ。それをよそにリニュアはある行動を起こす。リスティが覗き見ているのも知らずにパスワードと合言葉を入力して……。

やらかしてる……!!!!!これ、どうなっちゃうんだ!?リスティお前、記憶でも消されるのか?そんなワクワクが加速する展開になったところで区切り。

エピソード3

路地裏を移動するリニュアを目撃するリスティ。これは多分、タイムマシンをバラして運んでいるのかな?第2の隠れ家とやらが何処なのかも気になるところだ。妖精王国のどこかにあるのだろうか……。

リスティはリニュアが高価な物を運んでいると読んで、持ち出そうとする。そういやこいつ、そもそも働いてなくて金がないから、まともに働かずとも金を欲しがっていたんだったな。こうして書くと身も蓋もない表現になってしまったが、そうとしか言いようがない。

不法侵入した先はこんなことになっていた。「劇場の秘密基地」はエーリアスフロンティアのストーリーに出てきたな。確か、教主やブルミ、ベリータとフリックルも同席して話していた場所だったはずだ。その時は「劇場の地下」という名前だったので、もしかしたら似て非なる場所なのかもしれないけど。

リスティは置いてあるものをいくつか物色する。「これ以上力が残っていない」と書かれた何かはだいぶ不穏だったな。話の流れからしてエルフィンの持ち物と思われるのがまた……怖い。

そしてリスティ、名前の響きだけでやばい代物を持っていこうとしている。リニュアーっ早く来てくれーっお前のガバで世界がやばそうだぞ。

しかしリニュアに見つかることなく、リスティはやばそうな手袋を持ち出してしまった。場所は精霊の森へ。

その辺の石ころを黄金に変えようとしているが、うまくいかない様子。盗んだものに「説明書とかないの!?」って言うの、図々しさが半端ない。安定のもちほっぺである。

そこへやってきたのがまたしてもヴィヴィ。

不潔な劇場クレーマーが森で変な踊り。確かにリスティの行動は変だが、ヴィヴィもどうしてこんなところにいるのか気になるところである。この後「久しぶりの地上で楽しく散歩」と言っているが、ほんとにそれだけか……?

ナイアみたいなこと言ってる。

森で大騒ぎするリスティに腹が立ったヴィヴィが、声を掛けたその時。不思議なことが起こった!

ビリビリビリという音と共に……何が起きた?ビリビリはパブリッシャーで間に合ってるんだが。あとお前のお姉様もいるし(中の人ネタ)。

謎のグローブが意図せず作動し、反射的に誤るリスティだったが、ビリビリした相手がヴィヴィだと分かると「いい気味よ!」と掌を返す。しかし……。

ヴィヴィがおかしくなった。

誰!?!?!?!?!??!?!??!ボイスの方も完全に「ヴィヴィからかけ離れた何か」になっており、その異様さが分かる。声の力ってすごい。

大変なことになってしまったところで区切り。

エピソード4

水銀で人を洗うのはもうそういう刑罰。精霊の森が有毒なシルバーフォレストになるのも時間の問題か。

無駄に偉そうな話し方。リスティ、様子のおかしいヴィヴィを見て、グローブが機能しているらしいことを確信する。

F1キーでヘルプが出るのは、確かに一昔前のWindowsアプリでは一般的なショートカットキーの割り当てだった。今もエクスプローラやEdgeでF1キーを押すと、ヘルプが開くようになっている。グローブにもF1キーってあるんだ。

おい!シオンをディスるのはやめるんだ。異世界召喚ものでステータス画面を開いている様子が容易に想像できる。

シオンをディスった報いか、リスティは音声認識に何度かディスられつつも、ついにステータス画面を開くことに成功する。

デバフ:無能はひどいよ。

このグローブ、どうやら他者のステータス画面も開けるらしく、リスティは勢いでその場にいたヴィヴィのステータス画面を開く。

種族:$#@!は怖いよ。ていうか水銀がバレてる。ヴィヴィ的にはまずいのではないか。バフとデバフが両方水銀中毒になってるあたり、水銀を操れるけど水銀のせいで常に風邪のような症状になっているヴィヴィらしい。

グローブに興味津々のヴィヴィだったが、これ以上関わりたくないリスティはヴィヴィを突っぱねる。

ダーヤ……どうなってしまうんだ。とても気になるところだが。

ヴィヴィがいなくなったところで、改めてチュートリアルを開くと。やはりとんでもない事が書いてあるな。やけにオーバーテクノロジーなので、おそらく今から数千年後の並行世界からリニュアが手に入れてきたエレナの発明品、といったところだろうか?

金銭を具現化する機能は無いなど、ある程度のセーフティを搭載しているのがエレナらしい。AIが反逆しないよう、制限をかけていたりするしな。

ヴィヴィが変になった理由もちゃんとAIによる説明がなされる。親切モードとかいう怖い言葉よ。

このグローブを使ってエレナを懲らしめることを企むリスティだったが、流石はエレナ。自分が作ったもので自分だけはやられないようにするためのセーフティまで搭載している。まあ、エレナならやるだろうな。納得。

エレナを懲らしめることは断念したものの、リスティが実現しようとする野望とは果たして?というところで区切り。

エピソード5

夢のマイホームを実現しようとするリスティに対して、AIからの物言い。控えめでつまらないってAIに言われたらうるせ~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!ってキレちゃうかも。いいじゃん、マイホーム。

現実を改変してさくっと家を建てる……ことはできないらしい。なんか思ったよりずっとセーフティがしっかりしてる機械だな、発明品のデバッグをしないことに定評のある現代のエレナとはかけ離れているため、並行世界のより慎重な性格のエレナが作ったものだということが(プレイヤーには)よく分かる。

ヒント出してくるのお茶目だなおい。

案内通り素直に湖までやってきたリスティ。精霊、湖といえばナイアだが……ナイアが出てくるのか?ここから?

やりやがった。ツルハシがどう見てもマインクラフトだ。木を伐採してくださいって言われて「せめて斧にして!」って言ってるところもそう。ツルハシで伐採は効率が悪いからな。

そしてリスティがなんだかんだでちゃんと(?)家を建てる作業をしていると、背後から異音がする。

そういえばクリーパー(どこからともなく現れて、プレイヤーに近づき、自爆するエネミー)って緑色だったよな。

それはもうハードコアモードなんだ。

リスティが死に物狂いでゲームモードをオフにすることを宣言すると、現実に戻ってくる。

正体は爆発の精霊ウイではなく、霧雨の精霊(ということになっている)ウイ。爆発の妖精はマリーのことだな。

リスティがこの近くに家を建てるという話をすると、お隣さんになるかも!と喜ぶウイ、元気に自己紹介。

リスティ、しれっと人のステータス画面を開く。プライバシーもあったもんじゃないな、これは……。レベルが-1なのが面白い。レベルが単に年齢を表しているわけではないというのがはっきりした。バフ・デバフがともに願望中毒なのは……願いを叶えられるけど、願いを叶えてしまったが故に姉妹のことを忘れてしまっている苦しみも抱えている現状を表しているのか?

話しているうちにウイは、リスティが乗っているものの存在に気付き、友達だと言う。

この椅子みたいなやつだよな。これAIなんだ。いいなあ。とか暢気に思いながらこの辺を読んでいた。

が、この何気ない会話がウイにとってはクリティカルなものだった。ウイに電撃走るみたいなスチル。目に光がない。怖い。怖い。

ウイは確か、願いを叶える能力については(気味悪がられるため)基本的に内緒にしているはずだ。こういった反応をするということは、誰かに対して願いを叶える能力を使うことは、操るのと同じだと理解しているのだろう。だからこそ否定する。

もちろんそんな事情は1ミリも知らないリスティ、ウイの反応の意味が分からず焦る。悲しむウイにエルが反応しリスティを威圧、エルの威圧にAIが反応して大勝を親切モードに切り替え……という嫌なピタゴラスイッチが生まれている。このためにさっきのヴィヴィのシーンがあったのか!

グローブは親切モードに切り替えるためビリビリを発する。しかし。

これは……!同系統の能力は効かない、ってやつ!?

結局、グローブはウイを「親切モード」にすることはできず、逃走を提案しリスティはそれに従って逃走。一応「わざとじゃないから」と謝罪をしているあたり、リスティはまだ良心がある方のもちほっぺと言える。

前半はマイクラパロで与太をやってたのに、後半急にエルダインを絡めたシリアスに舵を切るの、なんなんだ!といったところで区切り。

エピソード6

森(さっきは精霊の森だったはずだが、今度は妖精の森)まで移動してきたリスティ、グローブが役立たずであることを愚痴る。

うん。そうなる気がしてた。これは読めた。

ここすごいなあ。現代におけるAIがどういう存在なのかを的確に突いてるぞ。最近、仕事でAI使うようになったんだけどまさにこれだもんな。

ここのリスティ見てると子供の頃に夢を聞かれて「お金持ちになりたい」って言ってた自分のこと思い出すね。

ああ~、そう来たか!と思った。ここで完全に流れ変わったよ。

AIのことを「友達」と呼び、友達が成長するのを見守るのも悪くない、と言うリスティ。

AI、友達、夢。イードとどこか似たところがある気がするな。AIと友達になる話なんてみんな好きに決まってるし……。

しかしここで嫌な予感。エレナならAIの自由意志を制限しているはずだ。

あーあー!

グローブ突然の消失の余韻に浸る間もなく、ぬるっとアメリア登場。機密情報の閲覧、バレてた。

市民証明書がGPS、それはそれで言っちゃっていいんだみたいな話だが。とにかくリスティは刑務所にぶち込まれることになるようだ。まあ妥当か……。

へえー!これまでいくつかのテーマ劇場でモナティアム外来種刑務所が登場してきたけど、もしかしてこのためだった……?

刑務所にぶち込まれる話をされている中で突然、グローブが親切モードをアメリアに発動!もしかしてさっき「消えた」って言ってたのって、グローブそのものじゃなくて、AIの反応がなくなったことを「消えた」と表現したのか……?爆発して消えたもんだと思ってた。

グローブのビリビリを見て、高らかに勝利宣言をするリスティ。アメリアに親切モードは効いたのか?というところで区切り。

エピソード7

結局のところ、アメリアにも親切モードは効かなかった。

疑問に思うリスティ、アメリアのステータス画面を確認する。

親に向かってなんだそのレベルは?バフとデバフはもう納得しかないが。

で、そんなバフデバフがついたアメリアに「エレナが作った」などと言ったら、こうなる。アメリアお前!目が!

うんうん、職務よりもエレナの発明品だね。

このエルフは危険です。で笑っちゃった。ここから分かることは、このグローブを作ったエレナはアメリアについてのデータをインストールしていない、ということか。そして、グローブはアメリアに引き渡されることに。

グローブを装着したアメリアのコメント。いつものアメリアならそう言うだろうな、と言った感じの感想だが……これ、もうオチが見えたぞ。これを3回目のアウトだと見做して爆発するっていうオチだろう。

って思ってたのに想像の斜め上来たわ。ごめん。アメリアのこと、ナメてたかもしれねえ。

斜め上の爆発が発生……かと思いきや!更にアメリアが斜め上の行動を取り、爆発せず。そんなに読者の裏をかいてどうするんだ!

ここの下衆笑いアメリアボイスは必聴。

そんな邪悪な企みをするアメリアのところに現れたのは、タイムトラベラーモードのリニュアだった。話によると、そのグローブはリスティが持っている分には問題なかったが、アメリアが持つと……。

そんなことある?

リニュア、「目覚める直前のAI」なるものが搭載されているという話をしてくる。要するに、自由意志を持つ一歩手前ってことか?

意志を持つAIは破壊しなければならない、という話はイードのテーマ劇場でやっていたな。なので当然アメリアはこのグローブを破壊しなければならないはずだが……エレナから好意を持たれたくて揺れてる。

それはそれとしてリニュア、お前はもしかして伝わった世界を見たことがあるのか?私は今、冷静さを欠こうとしています。

結局グローブはリニュアによって爆発し、アメリアは逃げ去っていく。

リニュアに詰められ、泣き出してしまうリスティ……あまりにも正直に心境を吐露するもんだからもう何も言えなくなっちゃったよ!

リニュアのこの言い方からして、これまでのグローブはもしかして……「本当にエーリアスが滅亡した時のアメリアが持っていたグローブ」なんじゃないか?

その後。恐らくリスティが今回の出来事をネタに書いたであろう小説に、シオンがコメントを付けたりしているところを見ていると……。

奇跡が起きた。そうなのかもしれないし、リニュアが何か仕組んだのかもしれないが、そのあたりが具体的に描写されることはない。ただ事実として、グローブAI(会話機能のみ)がリスティのぬいぐるみの姿で戻ってきた事が残っている。

最後にリニュアのモノローグ。なるほどね~……おおよそ想像の通りだったけど、答え合わせが出来て嬉しいな。ところで、リニュアはリスティを監視しているようだが、「これを受け取ってください」の時に渡した物に監視のための装置でも付けていそうだな。

守りたい、この笑顔。

これで読了。リスティのテーマ劇場、ハッカーなリスティがはちゃめちゃをやる話なのかと思っていたのだが、蓋を開けてみれば等身大のひとりの引きこもりが友達に出会うまでの話だったな。特に、トリッカルのSFな部分が好きな人にはたまらないテーマだったといえる。面白かったあ!

ゲームたのしいよ | タグ: | 君はコメントしてもいいししなくても良い

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