この記事を書き始めた経緯は以下を参照。
そんなわけで以下はネタバレ。グローバル版で公開されたこれまでのテーマ劇場に加えて、メインストーリーやエーリアスフロンティアのストーリーにも触れることになる。
ちなみにこの記事を書いている教主は、グローバル版からトリッカルを始めており、本国版のネタバレは把握していない。
エピソード1

今回のストーリーは、リニュアが音声記録を始めるところから始まるわけだが……今回のテーマ劇場の主役であるリニュアが、多次元(概ね他の作品で言うところの世界線や並行世界などを指すものと思われる)を行き来できるキャラクターである以上、これがいつ、どこの話なのかを把握しておく必要がある。
この、エルフィンとベリータの姉妹が仲良くワイワイしているスチルでリニュアは「時空間の歪み、発生。そして……当日中に解決」と言っている。これは一体どういうことなのか?まだメインストーリー8章終了時点でベリータはその姿をくらませたままとなっているので、少なくともそれよりも後の出来事だと思われるが。

その後リニュアは、今回の時空間は他のどこよりも安定していてエーリアス先住民たちの団結力がすごい、と現在のエーリアスについて評価している。
ところでエーリアスフロンティアのストーリーでは、「ブルミと共に居られた時空間がエーリアスを最も長く維持できた」「教主とブルミの力を合わせればやり遂げられる」と言っていた。

↑は今回のテーマ劇場ではなく、エーリアスフロンティアのもの。この言い方から、「教主とブルミが揃っているのは初めてか、あるいは極めて稀なケースである」という事が分かる。
そして今回のテーマ劇場のストーリーに戻るが、リニュアは「永遠に根を下ろせる時空間を見つけたかも」と言うくらい現在のエーリアスに希望を抱いているようだ。

次に、ベリータとリニュアの会話シーン。背景(燃えている妖精王国)に変化がないことから、さっきのエルフィンとベリータがワイワイしているところと地続きだと思われる。後に出てくるエルフィンが「仮想現実で遊んで帰ってきた」旨の台詞を言っている事から、この会話シーンは「使徒達のみんなでエーリアスフロンティアをやって(=他の時空間の死んだ世界樹から資源を略奪して)帰ってきた」後のやりとりであることが想像できる。エーリアスフロンティアは表向き仮想現実ということにしているわけで、エルフィンはそれについて言及しているのだ。
つまりこのシーンが「いつ、どこの話なのか」という疑問については、「エーリアスフロンティアのストーリーの後、実際に何度目かの略奪を終えて帰ってきた時の話」であるという答えを出せる。
ベリータはリニュアと初めて出会った時、あまりの怪しさにリニュアを拘束して裁判にかけようとしていたが、実際に協力関係になって助けられたことで、当初偏見を抱いていたことを詫びている……というわけか。

この辺ではリニュアがなかなかに興味深い話をしている。リニュアが来た5000年後のエーリアスでは、エルフ達もエーリアスに順応していき、丸くなったらしい。画面ではエルフの軍人であるカンナが、獣人であるバターと並んでいる事から、相当緩くなったんだな……ということが伝わってくる。
リニュアは、先住民とエルフが互いに背を向けることなく、この世界に適応する機会さえあれば、真価を発揮する時が来る……と語る、

賢明さが滲み出ているリニュアに感心するベリータ。タイムトラベラーがこんな事言われたら泣いちゃうと思うんだけど、リニュアは泣かなくて偉いよ。二人はエーリアスフロンティアという他の使徒に伝えるわけにはいかない秘密を共有する者同士、交流を深めていく。話し相手が必要なら教団で話し聞こか?という流れから、教主についての話となる。

こういうふうに表現されると確かに言われてみれば聖人かもなって気がしてくる。まあ、実際は使徒殴ったりしてるんだけど……。

噂をすれば教主登場。エーリアスフロンティアは教主も一緒に行くことになっているので、ちょうどフロンティア活動から帰ってきたタイミングなのかも。しかし、いいのか?妖精王国燃えてるけど、打ち上げなんて行って。
フロンティア活動のことなど何も知らないエルフィン、リニュアに「一緒に遊びたいなら教団に来なさいよ!」と器のでかさを発揮していく。ベリータとエルフィンが話すシーンが見られるかと思ったら特になかったのは、ちょっと残念。メインストーリーが進んでからのお楽しみという事だろうか?

その後、「フロンティア基地」と表記されている場所にて。「いつも1人だったここが、こんなに賑わうなんて」という口ぶりから、フロンティア活動(=エルフィンを始めとする他の使徒達にとっての「仮想現実」)をする使徒はここを訪れるようになっているんだろう。画像では、リニュアがいかにも「誰にも伝えずにここを離れます」みたいな事を言っているが、別にそんなことはない。

ベリータの言葉から、教団に行ってみることを決意したリニュア。果たして何が起きるのだろうか?
エピソード2
早速教団を訪れたリニュアのシーン、というわけではない。

これは!!!今日公開されたばかりのPVで見たシーンだ!

所変わって劇場。さっきのは居眠りしているうちに夢に出てきたシーンだったらしい。うーん、うれしいやつ(読者にとっては)じゃないか……。

並んでるの妖精ばっかりだけど、そういえばこの劇場って妖精王国にあるんだったね。このシーン、マリーとパトラにも台詞があればいいのにと思うが……。

女王なのに律儀に並んでいることに対して不満を述べるエルフィン。

そこに、衝撃の事実が判明。なんと女王は並ばなくてもいい!「女王様が許可を出して」で、大して考えずに許可を出していたであろうエルフィンが容易に想像できる。かわいいね。

「こっちの事情」が少し気になる。もしかしたら何らかの伏線かもしれない。でもエルフィンだし、ただ何となく来ただけという可能性もある……。



この辺は本筋と特に関係ない(はず)が、ひたすらエルフィンがかわいいので残しておきたかったポイント。エルフィンにとって女王として扱ってもらえることはそれだけで特別なのだ。基本的に「女王様」って呼ばれるだけだもんな。

なんだ、知能保存の法則って。教主とエルフィンで知能の総量を共有しているっていうのかよ。それはともかく、ここではないエーリアスのエルフィンが今よりも賢いという可能性が提示されたのはだいぶ面白いな。

マヨ、リニュアの何かを見抜いて教団に近づくなと言ってくる。このマヨの指摘は、メタ的な視点で考えると実に的確であると思っている。だって……オタク(プレイヤー=教主)は皆タイムトラベラーが好きだからね。
その後、リニュアは劇場のバイトというサービス業の大変さに辟易しながら、アルバイトモードから通常モードに姿を変えつつ自分の部屋へと帰る。

これは……前回のリスティのテーマ劇場で侵入された事についての話だな。うーん、しっかり話が続いている。
リニュアはここでコアAIに対し、「世界樹の動向」について報告させている。が、特異事項はなし。今日も何事もなく終わる……はずだった。

突然部屋に映像が流れ始める。プレイヤーとしては都合が良いが、この現象には何か理由があるのだろうか?
そしてここから怒濤の勢いで情報を詰め込まれる。


リニュアとは何者なのか。これまでなんだかんだで「5000年後の未来から来た」という事以外開示されていなかった情報がついに明らかになる!その正体はエルフの技術力の結晶にして、「造られた生命」だった。最初、人造人間って書こうとしたんだけどここにいるのは「人間」じゃなくて「エルフ」だしなと思って……やめた。

エレナは、リニュアのことを「世界の救世主」とするために造ったものの、「危険な存在になるかもしれない」と判断して目覚めるのを遅らせる判断をしてしまったのだと言う。事実、危険な存在と化した「R41リニュア」が存在している以上、このエレナの判断も完全に見当違いというわけではなかった。R41次元ではアメリアがエルフのトップの座に就いていた事から、リニュアは受ける命令次第で世界を救う存在にも滅ぼす存在にもなり得るのだろう。それに、もともとエルフはAIが自由意志を持つことを危惧していた、というのも目覚めるのを遅らせた理由に関係がありそうだ。

この時点でのリニュアはまだ感情の起伏に乏しく、プレーンなAIのような反応を示すわけだが……そこに「生まれた意味を考え、君自身の意志を貫いてほしい」ときたもんだ。トリッカル、前回のグローブといいナタといい、さてはこういうのが本当に大好きだな?

何故こうなったのか、映像のエレナは語ってはくれなかったが、とにかくエーリアス中に雪が降り始めたそうだ。エーリアスフロンティアのストーリーでベリータは世界の滅亡が5000年後に訪れるという話をしていたが、滅亡=雪が降ることなのだろうか。それとも、滅亡のバリエーションのひとつに過ぎないのだろうか?
他にも色々と気になる言葉が出てくる。「止まない雪にすべてのものが眠り始めた」が、「エルフだけが眠らなかった」ということ。エルフは眠らなかったといっても、スチルを見る限り元気というわけではなく死にかけているように見える。両者に違いは「安らかな永眠」と「普通の凍死」だろうか?
更に「この地はあたしたちを正当な住民と認めてくれなかった」という言葉。これは今までメインストーリーやそれ以外にも何度か出てきた所謂「世界樹の加護」の対象になっているかどうか、という話だろうか。そういえばエルフに世界樹の加護が効いてる描写って今までにあったかな。ちょっとすぐには思い出せないけど。

この世界を欺く。魅力的な響きだ……。エルフという存在を廃そうとする世界に対して、おそらくだがエレナは「正当な住民」として認められている存在を利用し、自分たちの救世主を造ろうと考えた。それがリニュアだと。救世主と書くと大げさだが、ようは「正当な住民」かつ「自分たちの味方」を造ろうとしたわけだ。
で、特別な7個のサンプルなるものについてだが、これは間違いなくエルダイン7姉妹のことだろう。「永遠のこだま PV」でもあからさまに登場しているし。

エルダイン姉妹は現時点でシオン、ウイあたりは分かりやすい形で特別な力を持っている描写がなされている。そんな彼女達から造られたリニュアにも、とてつもない力があるというのは道理だな。

降り積もる雪を見ての通り、エレナにはもう時間がない。生まれたばかりのリニュアに直接ものを教えてあげることも叶わず、学習については記録データに委ねることに。うーん辛い……「今までのすべて」となると凄い容量になるはずだが、エルフの超技術によって記録の蓄積を可能として、リニュアのとてつもない力によって学習を可能としているのだろう。

ここさあ深夜にでけえ笑い声あげちゃったんだけど!!!!!!!!!!!!
アメリアが待っている。アメリアが待っている。アメリアが待っている。アメリアが待っている。
お、お前……!!!リスティのテーマ劇場でリニュアが言ってた「アメリア、あなたの気持ちはいつか伝わるでしょう」って、そういうこと!?!?!?

こいつ死に際にアメリアのこと考えてたんだ……………………。
急に強く殴ってくるのやめてもらっていいですか?
エピソード3

突然再生された映像が終わり、ひとりごつリニュアだったが……。


そこに想定外の来訪者が。なるほど!!さっきの過去映像が流れたのはプレイヤーに見せるというご都合主義的な理由じゃなくて、これをやるためにこの世界のエレナが操作した結果だったのか。う、嬉しい~!!


エーリアスフロンティアは仮想現実であるという表向きの言い訳、さすがにそっちの技術について一日の長どころか百日くらいの長であるエレナとアメリアには通じなかったようだ。考えてみれば至極真っ当な話である。ちゃんとそこに切り込んでくるのは整合性があってよい。
モナティアムに登録されていないエルフはその存在自体がおかしい、と言ってリニュアを追い詰めていくエレナ&アメリア。

が、そこはエレナらしく処罰とかそういうわけではなく、あくまで面白さを優先する。それにしても「ヒルデみたいな雑魚」は言葉が強くて笑ってしまった。まあヒルデ、「万年研修医」だもんな……。市長様からしたら雑魚かもしれん。でも、リニュアを造るのにバイオテクノロジーが使われたらしいし、協力を求めるのは分かる。

未来のデータがすべて記録されたドローンに興味を持つエレナに対してお決まりの台詞で警告するリニュアに、「あまりにもテンプレ」と返すエレナ。もうここ嬉しいやりとりしかないぜ。最高だ。

「君にも興味がある」発言のときのアメリアの表情見てたら絶対こういう流れになるよなって思ってた。期待を裏切らないアメリアである。



この流れるように与太を差し込むところ、トリッカルを感じる。

リニュアがだんだんそういう作品みたいな事言い始めたが……。ここでエレナが驚きの発言をする。

クリスマスイベではただ錯乱して全弾発射していただけのように見えたエレナだったが、ちゃんとあの後やることやってたらしい。不思議な現象を調査して、トナカイ(ディアナ)に乗って走り回ってたセリーネをモナティアム外来種刑務所にぶち込み、証言を引き出している。おお……あのクリスマスイベ、ウイのテーマ劇場と密接な関わりがあるから同時開催したんだとばかり思っていたが、セリーネとウイに出来た接点は今回のテーマ劇場にも繋がっていたわけだ。これは大興奮!


ウイはクリスマスイベの出来事で。そしてシオンはメインストーリーでの出来事で。「特別な存在」としてエルフはしっかりマークしていた。

うーん、すごいぜ市長様。ちゃんと合ってる。

更にエレナは7個の構成要素を持つリニュアを分析してやろうと言い始める。おっと~?不穏になってきたぞ。

ここだけ切り取るとだいぶ絵面がまずい。

一体何が起きてしまったのか、大変気になるところだが……ここで突然場面は変わる。


王国が爆発するのって「いつものこと」でいいんだ……。
もしかしてエピソード1の冒頭で妖精王国が燃えてる中、誰もそれを気にしてなかったのって……「いつものことだから誰も気にしてない」っていう表現だったのか?そっ……そんな事あるかあ??
エピソード4

多分エピソード3から地続きになっている……のか?教主とエルフィンは外にでけえ穴が出来ているのを発見する。

そこへ呼んでもいないマリーが登場。マリーが喋ってるところ久しぶりに聞いた気がするな。メインでは序盤に出たきり随分ご無沙汰だったもんな。こんな事を言われると尚更怪しく思えるのは当然だが……。

今、妖精王国では爆発が流行っているらしい。全くわけがわからないけど。何故あちこちで爆発しているのかはとりあえず棚に上げておくとして、マリーが率先してあたしじゃありませんと言ってくる理由は分かった。マリーといえば爆弾だからである。トリッカルグローバル版が出た当初、レッドウィンターと美食研究会と温泉開発部しかいないブルーアーカイブみたいな評価をされていたが、その中の一部を担っていたもちほっぺなだけある。

そんな爆弾専門家のマリーは教主とエルフィンが見つけた大穴について、プロの犯行だと言う。この世界でそんな技術を持つ存在は当然限られてくる。そもそも爆発した爆弾はマリーが売ったものらしく、でもマリーはやっていないわけなので、じゃあ誰に売ったんだという話になり……。

リニュア、爆弾を一箱買っていったらしい。一箱がどれくらいの量なのかは分からないが、何やってるんだ!ていうか怖いな、気さくに爆弾が買えるのって。

じゃあリニュアがやったのではないか→女王様扱いしてくれたのにウラ切られた……と本気でショックを受けるエルフィン。かわいい娘である。
リニュアはエピソード3でエレナとアメリアに物理的に追い詰められていたので、そこから緊急脱出するために爆弾を使った、というのはまあなくもない話か。他の爆発については謎だが……。
とにかく、リニュアに何かがあった可能性が高いと考えた教主はリニュアのところに向かうことを決め、エルフィンにはネルに報告して問題を解決しておくように伝える。

「最近は頑張ってるじゃないか」という言葉に時間を感じる……。メイン9章で一体何が起きるんだろうな。楽しみだ。

そして教主はフロンティア基地を訪れる。そこにはベリータがいた。

連絡用のスマホを渡れたらしいが、使い方が分からなくて不在着信の履歴をたくさん見せつけてくるベリータ。かわいい。これを見た教主は「リニュアは寂しい思いをしたかも」と考えるが、使い方をちゃんと教えなかったリニュア側にも非があるといえる。もっとも、渡した時点で使い方を教えるような余裕がなかったのかもしれないが。
着信に出ることと、メッセージを送り返すことはしなかったものの、「文字で来る連絡はもれなく見ていた」とのことで、ある程度は使い方を理解していることに感心する教主。

「エルフィンなら説明するのに一日かかった」と言うと、すかさず擁護してくるベリータ……おねえちゃん。一件妹バカな姉の発言だが、実はエルフィンの「知恵(ステータス画面のやつ)」は最大7のうち5もあり、ベリータと同じである。ちなみに7なのはキャロットで、エシュールは4だ。
教主は着信履歴から電話をかけ直し、リニュアとの通話を試みる。がリニュアは出ない。これが魔法の手紙だったら逆探知して位置を特定できるのに、と言うベリータから着想を得て、教主は逆探知機能を探してみることにした。

これはサマートフォンという発音にこだわるベリータ。かわいい。本当に「サマートフォン」で合っているのか、それとも間違って覚えたベリータが意地を張っているだけなのか、気になるところだ。
エピソード5


スマホに地図を表示しつつ移動し、モナティアムまでやってくる教主とベリータ。描写が省略されているが、リニュアの現在位置を探知することができたのだろう。にしても、教主とベリータのやりとりは現時点のプレイヤーとしては新鮮で良いな。意地を張りがちなところと、結局正直に言うところとか、妹にそっくり。早く姉妹の会話が見たい。

目的地のことを「約束のあの地」って言うの、なかなかお洒落な表現だな。今回のストーリーは今の所テキストに強い違和感を抱くような変な部分は見当たらないので、いつもより慎重に翻訳されている感じがする。なので、これも原文のニュアンスを最大限に汲み取った翻訳なのだと信じてみよう。
そして、「約束のあの地」とは……。

モナティアムの研究室。


リニュア、しっかり大暴れしたらしい。しかし、最終的にここまで連れてこられているので……結局、狂気(性格)は冷静 (性格) に勝てないということか。

あたしに造られたんだからあたしの言う事を聞けと主張するエレナ。しかしリニュアは、5000年後のエレナのことは尊重しつつもそれはそれとして大量の事件を起こした危険人物である事も学習している。だから「分析」をされるわけにはいかない、と。

ここのエレナ、完全に悪役だが……?ここから良い子にはお見せできない展開になるのかと思いきや、分析(に必要な行為)は一瞬で終わる。


うん。
それはそう。髪を切るだけなのに気持ち悪い笑いをあげながら迫ってくる方にも問題があるので。

そしてすかさずエレナの痴態をバラしてくるアメリア。市長様が好きすぎて市長様の敵なのか味方なのかよく分からない言動に定評がある。「バイオ関係が壊滅的にダメ」発言により、5000年後のエレナがヒルデと組んだ理由が補強されているな。
ともかく、髪を提供するだけで良いということが分かり、少し安心しかけるリニュアだったが……。

今回の出来事により、エレナがサンプルを回収する時期が早まった事になる。それにより、恐ろしい事が起きるかもしれない、と危惧するリニュア。確かに、「未来から過去にやってきたからには、過去の出来事をなぞらないと何が起きるか分からない」というのはこの手の時間移動ものでは定番ネタだ。

が、トリッカルはその「定番ネタ」に切り込んでくる。

そういう「定番ネタ」は、あくまで定番「ネタ」に過ぎないということをこうしてエレナに言われてしまったら、プレイヤーとしても確かにその通りだと納得するしかない。うーん、そう来たか……面白いな。
定番ネタというのは、ウケる(=一定の支持を得ている)からこそ定番になっているわけだが、もっと面白くできるなら別にそこから外れてもいいわけだし。

ここで不覚にもぐっと来てしまった。悔しい。リニュアだって5000年後のエレナの姿と重ねてるんだから許してほしいね。

が、それもつかの間。髪の毛を分析していた機材が爆発した。エレナの発明品といえば爆発するのが常である。エレナの個人ストーリーでもやっていた。
と、ここでインターフォンが鳴る。

このタイミングでの訪問者といえばね、そりゃあ宅配便ではあり得ない。ていうかエルフってエーリアスに来てからも最新のゲーム機を開発してるんだな。


リニュアという友好的な協力者を攫われたベリータ、激怒。さてさて、どうなっちゃうのか。
エピソード6

エレナはリニュアが持つスマホのGPSで居場所が特定されたのだと気付いた様子。ここのリニュアのしたたかな態度、好きだなあ……。

アメリアは隙あらばいちゃつこうとするし。そんな平常運転をしつつもアメリア、教主がベリータと比べてやけに冷静な態度であることについて、疑問を投げかける。

現時点の教主から見たエレナってそういう感じなんだ。なるほどね。しょっちゅう爆発する妖精王国にあまり危機感を抱いていないのと同じような理由だ。

エレナ的には教主の態度が釈然としないようだが、ここのエレナと教主のやりとり、なんだか悪友同士の気安い関係って感じで良いんだよなあ。エレナとはずっとこうであってほしいと思う。
エレナとアメリアは負け惜しみを言っていたが、とにかくリニュアは連れて帰ることに。この場面でエレナが大した抵抗も見せなかったのは、教主には敵わないと思ったからなのか、それとも機会ならいつかやってくると踏んだからなのか。そもそも、5000年後のエレナに倣うのであればリニュアからサンプルを取る必要はないからな。

ここのどこか後ろ髪引かれるような表情のリニュア、すごくかわいい。後ろ髪かどうかは知らないが、少なくとも髪2本は持っていかれてたけどな。

ベリータから見たエレナ新情報。そうなのか……。今日はエルフの天敵の人間なわけだし、「こいつには敵わない」と思ってるところもありそうだな。
モナティアムからの帰り路、リニュアは日頃のフロンティア活動の件も含め、改めて感謝の言葉を告げる。

それにしたって「バカみたいに連れ去られた」って。自虐的なニュアンスも多分に入っているだろうが、リニュア的には今回の一連の出来事をバカみたいな事だと認識しているようだ。うんうん。それもまたトリッカルだね。

でも、そんなバカみたいな出来事を経てリニュアはひとつ成長した。今まではタイムトラベラーである自分が過度に介入することで世界が歪むことを恐れて受け身になっていたが、今回意図せず身バレしたことで、自分が慎重になりすぎていたかもしれないと学んだわけだ。
と、書いてて思ったけど、慎重になりすぎていたのは5000年後のエレナと一緒だな。それでいて「永遠のこだま PV」で言うところの、「私を完成させるための最後のピース」をくれたのが、現代のエレナだったという構図になっている。良いね……。
こうしてリニュアは、世界を守るため、これまでよりも積極的に教主並びに教団へ関わっていくことを決意する。ベリータもその決断を後押ししてくれる。

これねえ!!こんな晴れやかな顔でベリータがこんな事言うの、絶対メイン9章あたりで何かがあったんじゃないかって思ってるんだけど!!本当どうなるんだろう。楽しみ過ぎるって9章。

より密にやりとりができるよう、内線を設置することを提案するリニュア。これ、マヨが知ったらもう大変だろうな。

スマホの方が便利じゃね?と思った教主、ベリータの手前「サマートフォン」と言うわけだが……。「間違って覚えたベリータが意地を張っているだけ」が正だったようだ。


お姉様そのプークスクスみたいな顔!!完全に姉妹じゃないか。かわいい。今回、リニュアは主役なので言うまでもないのだが、ベリータの株がどんどん上がっていく。

教主の提案に対し、スマホは盗聴の危険がある、とリニュア。なにしろ教団にも盗聴器を仕掛けていたからな、エーリアスフロンティアのストーリーで。あの場に同席していたベリータも納得。

教主は教団の活動の一環として、戦闘があるけど大丈夫なのか?と尋ねる。それに対するリニュアの答えは「今後は全力を出せるので大丈夫」と。さすがは造られし造エルダイン(?)使徒だ。

時間操作は様々な作品で強能力とされているからなあ~。


これはもうイベント読み終わったらリニュアの使徒証が20個来ても違和感ないレベル。
「確実に決着をつけないことがある」と言って最後のエピソードに続くわけだが……まさか「教団に近づくな」と難癖を付けてきたマヨとの話がここで来るんじゃなかろうな?
エピソード7
一方その頃、リニュアが去った後のモナティアム実験室。

エレナ、教主の前では大して抵抗をしていなかったが、実はだいぶ納得いってない様子だった。教主に敵わないから仕方なくおとなしくしていただけなのかもしれない。

アメリアはアメリアで、あの場の序列がどうなっているのか混乱していたため、手を出せなかったんだと言う。あのアメリアですらこういう迷いが発生するということは、エルフが教団に所属するということにはエルフという種に相応のメリットがある、と認識しているんだろうな。


元気なお返事!!
エレナが同族のエルフ性(?)に呆れ、今一度エレナファーストを教育するべく企んでいるところへ、リニュアが乱入してくる。


乱入したリニュアを見てまず出てくる発言がこれなの、エレナって本当にぶれないよな!大好き。

ここのリニュアの三点リーダがスッと脳に効いてくるんだ。

で、なんでリニュアは戻ってきたのかというと、さっき取られた2本目の髪を回収するためだったようだ。なるほど。確かに1本目を分析していた機材は爆発したが、2本目を切った後にそういう描写はなかったな。
それにしてもエレナ、クローンを造ろうとするとは……模範的マッドサイエンティストみたいな事考えるじゃん。すがすがしいくらいだ。

エルフはこの地の正当な住民にはなれない、という現時点ではリニュアだけがその意味を知る情報。序盤に開示されたこの情報がこうやって効いてくるのか……。正当な住民になり得ないエルフ達はやがて、この地から排除されることになる、というのをリニュアは知っている。

「他の種族と共存することによって明るい未来が保証される」、これはまさにメインストーリー8章までで実践している最中の内容なので、すごく嬉しい気持ちになってしまった。メインストーリーでのエルフィンの行いが肯定されているみたいで。
エルフは他の星を征服してきたが、地球の某大国を征服しようとして敗北。それから奴隷のように過ごした末に、エレナが発明した装置によってエーリアスへと転移した……という経緯を持つわけだが、「それ(征服)がうまくいかないと気付いたからエーリアスに来た」というのは初めて見る情報だ。これはリニュアが適当に言っているのか、それとも既に知っている知識として言ったことなのか、どっちなんだろう?エピソード3でリニュアは、5000年後のエレナが言う「今までのすべて」の記録に触れたはずだが、その中に「エーリアスに来た理由」は含まれているのだろうか。
リニュアの言葉に対し、エレナは「事前調査ができてなくて、情報も不足していた」と答えている。つまり、リニュアの言葉を否定はしていない。そうなるとエレナも、地球人に敗北した経験を経て「征服」というやり方に疑問を抱いていた可能性が出てきたな。

そこに場違いな音声が鳴る。なんとリニュアの2本目の髪の分析が完了したのだ。魔女、ア……は、今更言うまでもないがアヤを指している。

即座に爆破。このスピード感。リニュア、時間を武器にするだけのことはあるな。

ここのCV:花守ゆみりさんの演技は必聴。明るく、ゆっくり、強キャラらしく。

エルフにとってかなり差し迫った情報であるにも関わらずアメリアは自分の欲望のことしか考えていない。

いつかまた積み上げればいい、と何だか良い話っぽくしようとするリニュアに当事者のエレナが泣き喚く。エレナが話に出てきて悪事を働く時って、最終的にちゃんと酷い目に遭ってるのが良いんだよな。おかげで教主からしてみると悪友みたいなポジションに収まっているところがある。

そして、リニュアが破壊の限りを尽くすところを遠くから眺める教主とベリータ。

これは気になる台詞だ。どのくらい魔女の王国を空けていたのだろうか?エーリアスフロンティアのストーリーの時点でベリータとフリックルは一緒にいるので、教主がエーリアスにやってきた時点で行方不明の状態になっていたベリータは、リニュアに会うより前には戻ってきているはずだ。
今回のストーリーにフリックルは全く出てきていないため、フロンティア活動が始まってからずっと魔女の王国に戻っていなかった、という感じだろうか。

なんにせよ、メイン9章解禁待ちだろうな、ベリータに関する諸々は……。うーんうーん楽しみ。妹もとい娘については任せてください、お姉様。

ここからは後日談。エレナはリニュアの髪を諦めていないらしい……。髪って結構簡単に抜けてその辺に落ちてたりするぞ。宴会場とか。大丈夫か?

劇場でぶーたれるマヨ、登場。やっぱりやってくるか、この話!リニュアが教団に積極的に関わり始めたことで、マヨはお怒りの様子。


なんとか話を逸らそうとするリニュアだったが……。


ぴゅーと走っていくエルフィンが見られただけで、特に意味はない。結局マヨは「覚悟するっす」と威圧して去って行く。

世界の危機よりも目の前の危機の方が目立つっていうのは、あるあるだよね。
ラストシーンでは教主の部屋に設置した内線が早速活躍する。

慌ただしい日々はこれからも続いていく……という、王道の爽やかな読後感をもって今回のテーマ劇場はおしまいとなる。
うーん、面白かった!!!!!リニュアというキャラクター、エーリアスフロンティアで本格的に出てきてからずっと好きだった(タイムトラベラーという属性に惹かれたので)が、今回のテーマ劇場を経て彼女のルーツ、かわいさ、そして強さを知ることが出来て、もっと好きになれた。そしてメインストーリー9章への期待が更に高まることに。9章配信は今日からあと約5日後。楽しみにしていよう。
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