登場人物紹介について
少女病の物語に登場する人物を偏見たっぷりでまとめてしまうコーナー。
暇つぶし程度にどうぞ。
人物紹介という性質上、当然のようにネタバレを含むので注意。
登場人物紹介
あ行
- アイリーン
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残響レギオン・狂聲メリディエ・小説版天巡メルクマール・真典セクサリスに登場する。
戦争を引き起こしてみたり、蛇と少女を狭い蔵に閉じ込めて遊ぶのもすぐに飽きてしまう、暴虐の魔女。
趣味は男装。自分がやるだけならまだしも、捕らえた少女達も断髪し男装を強いる。
本編では、ネクロマンサーめいた魔法を駆使して人の命を弄ぶ新たな遊戯を楽しんでいる。
魔女の中で一番、人生が楽しそうである。
狂聲メリディエでは、五魔女会談に出席し、殺し合いを始めようとするシスフェリアとメリクルベルを制している。
残響レギオンでの奔放ぶりとは180度異なるその態度に、ギャップ萌えを狙っているのではないかと疑われる。
メリクルベルとは対等かそれ以上の立場で接する事が出来るのかもしれない。
余談だが五魔女会談の挿絵のアイリーン、寝ているようにしか見えない。
小説版天巡メルクマールでは、イリーナを名乗りエシュヴァルクの村人達を次々と自信の信者にして扇動したり、リフリディアとあまり仲が良くない一面を見せたりした。
真典セクサリスでは世界に混沌をもたらすことを願うも、至上神に選ばれることはなかった。
- アクト
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黎明ローレライ・深閑セグレートに登場する。
妹大好き。
そんな妹の精神が壊れていくのを美しく感じたがために母と近親相姦キメるクレイジークソガキ。
そうすることで妹に致命的なダメージを与え、最後は流れるように妹と心中する。
黎明ローレライでは幼いフリをしているが、騙されてはいけない。
- 斡旋屋の老婆
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聖骸メロフォビアに登場する。
アーニィがカタリナに読んで聞かせた物語の登場人物。
セリルやレイラが住む貧困の街で仕事を紹介してくれる人物。
この老婆がクソガキ2人組の依頼をセリルに紹介することで物語が動き出す。
何気に死体の処理とかも出来る。セリルが何の疑問も持たずに死体の処理を任せてくるあたり、人々からの信頼も厚いようだ。
「初めて人が殺せたんだね?」
- アナスタシア
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聖骸メロフォビア・創傷クロスライン・真典セクサリスに登場する。
フランチェスカが聖骸を手にして調子に乗り名前を変えた姿。復讐に燃えるヒロインと言えば聞こえは良い。
聖骸メロフォビアではいまいち悪になりきれない悪として大活躍。
悪どころかカタリナの病気を治して颯爽と去って行くというかっこいい役を演じた。
グラハドくんには悪い事をしたね。
現実なんてもう出来の悪い悪夢でしかないという名言を残した。
創傷クロスラインでは対魔女戦線レジスタンスを結成するんだけど、早速大事なメンバーを2人も失う。
聖骸の力を持ちながら魔女の従者であるメイメイをメンバーに加えてしまうあたり、組織のリーダーとしては3流もいいとこである。
ルクセインの事をルクスと愛称で呼んでいるので、2人の関係について妄想が尽きないという人は多いと思われる。
真典セクサリスにて、ついに長い旅の終焉を迎えることとなった。
聖女アナスタシアとして、ルクセインを従者にしていた事が判明するが、ルクセインへの態度は辛辣。
でも、彼の「出来損ないのヒーロー気取り」なところは人間味があって愛おしかったようだ。
神のキューブに触れて第五の魔女セクサリスとなり、自身が憎む魔女達と同じステージに立つことで五魔女会談に参加し、「この世界に未来を与えたい」という願いによって至上神に選ばれた。
- 仔犬【ami】
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聖骸メロフォビアに登場する。
アーニィがカタリナに読んで聞かせた物語の登場人物……人?登場犬。
ミーアと同じく心臓が悪い上に脚も正常ではなく走ることができない犬。
友達となったミーアの危機を火事場の馬鹿力的なやつで伝え、命を落とした。
- 精霊姫(アリス)
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葬月エクレシアに登場する。
精霊。優しい瞳の青年の妻。
過去に何やらあって、氷の柩の中で眠っている。
彼女のせいで大勢の少女達が死んでいったといっても過言ではない。
しかも、その身をもって自らの娘を絞め殺し、自分の舌を噛み切るという所業を行う。
もっとも、元の精霊姫としての魂はとっくに失われていたと考えられるのだが。
- アーニィ
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聖骸メロフォビアに登場する。
カタリナの侍女を務めている。
どことは言わないが結構でかい。
音楽恐怖症【melophobia】を治す為に「物語を通じて音楽の素晴らしさを教えてあげる」とカタリナに提案し、同アルバムにて数々の物語が紡がれる事になる。
アナスタシアの持ってきた聖遺骸を見るなり、「このような出所の不確かな物」とか言い出す失礼な人。
- イヴ
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黎明ローレライに登場する。
なかなかのクソ女である。
過去の事故から余命短く、目も見えない状態でとある青年に出会って恋をして死んだ。
死者に会える場所・Loreleiでは視力が復活しており、やっとの事で会いに来たかつての恋人をお前みたいな老人知らねえ消えろと追い払う。
そして、もはや存在しないかつての青年の幻影を追い続ける、哀れな女である。
- イヴに恋した青年
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黎明ローレライに登場する。
クソ女に恋してしまった可哀想な人。
吟遊詩人をしていたと思われるが、イヴのために旅をやめて、彼女が死ぬまで一緒に過ごした。
その後どうなったかはイヴの項目通り。時間の流れって残酷ね。
- イヴリィ
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空導ノスタルジア・狂聲メリディエに登場する。
元々、病弱なとある大国の姫君をやっていたんだけど、クーデターに巻き込まれて両親を殺され絶望していたところをメイメイにつけ込まれた。
そして、メリクルベルによって夢の中に囚われる事になるという可哀想な少女。
彼女は今日も死ぬ事さえ叶わない夢の中で大剣を振り続ける。
救いはない。
- 衛兵
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慟哭ルクセインに登場する。
槍使い。
流暢に話す黒狼に驚きながらも、果敢に槍で挑み仕留めた。
黒狼に騙されたので、主犯格のルクセインに対してはお咎めなし。
詰めが甘い。
- エフティヒア
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告解エピグラムに登場する。
フィーナの子供として生まれてくる可能性のある青年。
告解の館の執事を務めているが具体的に何をしているのか不明。
ちなみに狂聲メリディエでも死体役として登場し、フィーナがメイメイにつけこまれる原因を作っている。
- エルザ
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葬月エクレシアに登場する。
クルファの唯一の友人で幼馴染み。
エルザと共に白の教会を目指し、無事に送り届けた。
その後クルファからどう思われているかも知らずに。
まあ知らなくてよかったんじゃないだろうか。
- お医者様
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聖骸メロフォビアに登場する。
アーニィがカタリナに読んで聞かせた物語の登場人物。
ミーアに難しい事を言ってくる。
- 追っ手の男【Ragna】
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Seiren -彼方に謡う哀憐の姫-に登場する。
青年がなかなか帰って来ないことに業を煮やした国が送り込んだ男。
2人をあっさり捕らえて国へ連れて行き、セイレーンの側近というどうやらすごいらしい地位を手にした矢先にティアのナイフであっさり殺された。
貴様油断していたな。
か行
- 覚醒ノエシスの少女
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覚醒ノエシスに登場する。
貴族の父親とその愛人の間に望まれずに生まれた可憐な少女。
その境遇から虐げられ、現実逃避のために新たな人格を作り出す。
現実逃避だけでは我慢できなくなって正妻とその娘を殺し、父親の愛を一身に受ける。
しかし愛を受けるのが二つの人格なのが我慢できなくなって、もう片方の人格をも殺す。
全く忙しい少女だ。
- カタリナ
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聖骸メロフォビアに登場する。
女神である。正確には女神ではなく人間、平和なミラシュカの国を治める幼王、後の陽王。
音楽恐怖症【melophobia】を患っており、自分の生誕日の歌でさえ聞くと酷い頭痛に襲われてしまう。
病気を治そうと侍女アーニィのメルヘンチックな提案をも受け入れ頑張っていたんだけど、グラハドが用意したアナスタシアとの謁見によってあっさり完治。
「気分はどう?苦しい?」とか煽ってきたアナスタシアを罪に問う事もなく自分の病を治してくれた事に感謝するあたり、物事の本質を見極められていると言えよう。
その後はミラシュカを陽の光のように明るい国へと導いたという。
少女病の良心。
ミラシュカにいつ魔女が攻めてくるのかが注目されている。
- カナリア
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創傷クロスライン・狂聲メリディエに登場する。
弓の名手。
しかしメリクルベルの手によって幼児退行&記憶喪失させられて戦えなくなるし、寝ないでシグに付きまとうしではっきり言ってお荷物なんだけど、レジスタンスの面々はみんな優しいので日々を過ごす事が出来た。
だがそんな日々は長くは続かず、最終的に魔が差したミリリに毒殺された。
狂聲メリディエではシグをミリリに取られた事で嫉妬に狂いどっちも殺すという可能性を提示される。
カナリアって怖い。正確には5年間の思い出って怖い。
- 仮面の住民達
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告解エピグラムに登場する。
フィーナの可能性から生まれた存在で、年齢はバラバラである。
クソガキ達に刺されたフィーナが自分の人生をどのように語ったのか気になって仕方が無い。
- カーディナル(枢機卿)
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metaphorに登場する。
変態である。
国が管理する孤児院から、少女を貰ってはその身体の一部を切り取って組み合わせ理想の娘を造る、という頭がおかしい野望の持ち主。
シスフェリアに「丁度良い悪人がいる」とでも思われたのか、孤児院の教師共々殺された。
- 貴族の父親
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覚醒ノエシスに登場する。
覚醒ノエシスの少女の父親。
正妻とその娘が殺された瞬間、生涯初めてその存在に気付いたかのように少女に愛情を注ぐようになる。
まあクソ男である。
- 貴族の父親の愛人
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覚醒ノエシスに登場する。
貴族の父親の愛人。
少女に殺されなかった方。
- 貴族の父親の正妻
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覚醒ノエシスに登場する。
貴族の父親の正妻。
少女に殺された方。
- 貴族の父親の正妻の娘
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覚醒ノエシスに登場する。
貴族の父親の正妻の娘。
少女に殺された方。
- キャミィ
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黎明ローレライ・深閑セグレートに登場する。
兄大好き。
私が好きなのは甘く散る恋とか言いながら自分の恋が散りそうになると母親でさえ殺すクレイジークソガキ。
兄としょっちゅう繋がっている。
兄同様、黎明ローレライでは幼いフリをしているが、騙されてはいけない。
- 空想白夜の少年
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偽典セクサリスに登場する。
たぶん少年。
雪に閉ざされた都市を脱出しようと、ユリシアと2人で走っている。
それ以上の情報がないんだよなあ。
- グラハド
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聖骸メロフォビアに登場する。
虎視眈々と王の椅子を狙う摂政。
国を乗っ取るために奔走してアナスタシアとカタリナの謁見の場を作った結果、国を乗っ取る機会を失った男。
表向きは仕事ができるいいやつで通っているはずだっただけに、報われない人選手権ではそこそこ良い勝負をするのではないだろうか。
- クルファ
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葬月エクレシアに登場する。
たった一人の母親に蒸発され、行き場を失った少女。
唯一の友人で幼馴染みのエルザと共に白の教会を目指し、精神の安寧と安定した食事を得ようとする。
しかしいざ到着してみると精神はとっくに壊れていて、エルザの事を「優しいふりをして自己愛を満たしているやつ」と思うようになるまで歪んでいた。
最後には優しい瞳の青年によって精霊姫に魂を捧げられて死んだ。
- 黒雪姫
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⇒メリクルベル
- クーデリカ
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Vision -誓約の閉回路 桎梏の乙女-に登場する。
霊を見たり会話したりできる能力を持っていたがために散々な目に遭う少女。
街の人に無視されたり消えて欲しいような素振りを見せられても、誰も恨みはせず笑顔で乗り切ろうとするんだけど、やっぱり悪魔には勝てなかったよ。
少女病のキャラクターの中でも5本の指に入りそうな不幸っぷりである。
しかし、少女霊の話を聞こうとしなかったりと、彼女自身にも少なからず問題はある。
- クーデリカの母
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Vision -誓約の閉回路 桎梏の乙女-に登場する。
娘と共に平穏に暮らしていたら変な霊に目を付けられて呪い殺されてしまった。
彼女の死によって街は荒廃していった。
- クーデリカの母に焦がれた男の霊
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Vision -誓約の閉回路 桎梏の乙女-に登場する。
クーデリカの母が好き過ぎて、悪魔の力を借りて呪い殺してしまった男。
霊の「殺してしまえば一緒に居られるよね」理論ほど恐ろしいものはない。
- 黒狼
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個体としては慟哭ルクセインに登場する。
種族としては、慟哭ルクセインとは別個体のものが残響レギオンにも登場する。
慟哭ルクセインでは、人の言葉を理解し会話も可能で、人の心を持つ優しい個体として登場。
すごく大きい。
ルクセインの悪行に気付いてはいたものの、最初に出会った時の純粋な喜びを忘れられないため、ずるずると行動を共にすることになる。
ルクセインと些細な諍いなんかをするくらい人語を理解するし喋るし、衛兵に向かって流暢に「こいつはさらってきたガキだ」と喋るすごい狼。
最後には衛兵に槍で貫かれ絶命。その死体は綺麗だった。
残響レギオンではアイリーンにこき使われている群れが登場。
ルクセインによって解き放たれた後は自由に暮らしたんじゃないかな。
- 心優しい少年
-
蒼白シスフェリア・真典セクサリスに登場する。
シスフェリアと小さな恋をしていた少年。
シルエラと互角にやりあう程度の剣の心得がある。
シスフェリアへの想いが強すぎて、せっかく彼女がかけてくれたはずの魔法を無効化してしまったがために、再び彼女を探す旅にでたっきり音沙汰がない。
隙あらば再会の口づけをしようと企んでいるが、少女病において恋は成就しないものと決まっているのだ。
真典セクサリスでは、台詞はなかったが魔女の庭へと向かうシスフェリアの前に現れる形で登場。
ついに再会の口づけを果たしたが「こんな未来を誰が祝福するというの!?」と逆上したシスフェリアによって殺された。
ここに来て、どうして……。
さ行
- 聡い少年
-
偽典セクサリスに登場する。
白い壁に覆われた場所で、死の風と呼ばれる外の病気から身を守って生活する少年。
同じように暮らす少年少女達が何人もいて、彼らには定期的に外の世界から食糧が渡される事になっている。
自分達を選民かと思っていたけど、少年は聡いのでただ単に隔離されているだけだと気づく。
君のような勘のいい男は嫌いだよ、とか言われそうだ。
しかもその後怒りの余り食糧を渡しに来た母親の防護服を剥ぎ、病気を移してしまうのであった。
物事はよく考えてから行動しましょう。
- 聡い少年の母親
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偽典セクサリスに登場する。
久々に我が子に会った衝動で、死の病を患う息子と抱き合ってしまう。
まあどうせ世界は終わるんだからいいんじゃない、セクサリスもそう言っている。
- シグ
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創傷クロスライン・狂聲メリディエに登場する。
体格に見合わぬ大剣を振るう少年。
その大剣はジャケ絵を見れば分かる通り、めちゃくちゃでかい。
対魔女戦線レジスタンスの中核を担うほどの強さ。
……だったのだが、メリクルベルの掌の上で踊らされているうちに死んだ。
彼の強さがアルバム中で語られる事はなく、狂聲メリディエにて「せっかくだから可憐で淑やかな方の女の子を選ぶぜ!」と言って背中を任せられる相方を棄てた結果、その相方に殺される可能性が提示されてしまう。
ある意味かわいそうな少年。
- シスフェリア
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蒼白シスフェリア・metaphor・狂聲メリディエ・真典セクサリスに登場する。
よく分からないまま気がついたら魔女に選ばれていたタイプの魔女。
魔女の中では新参者である。
なるべく悪いやつを殺すように動いている、ダークヒーロー的な存在。
もっとも、メリクルベルに言わせれば「人を捨てきれていない」らしい。
過去の出来事からシルエラというクレイジーサイコレズ従者になつかれており、彼女には刺された事まであるけど魔女は不死なので死ななかった。
今後、心優しい少年と何かありそうな気がする。
狂聲メリディエでは、五魔女会談にきちんと顔を出しているものの、古参の魔女を挑発してアイリーンの手を焼かせていた。
真典セクサリスでは、心優しい少年をその手にかけつつも魔女達の間では相変わらず常識人ポジションを貫いていた。
自分以外気が狂ったやつしかいない空間で言った「不条理にも程がある」は名言。
世界をやり直す事が願いだったが、至上神に選ばれることはなかった。
- 死の黒鍵
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偽典セクサリスに登場する。
眠りながら死を語るらしい。
- シルエラ
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蒼白シスフェリア・metaphorに登場する。
国が管理する変態御用達孤児院出身の少女。
変態に目を付けられ、美しい目を取られそうになったところをシスフェリアに助けられて以来、従者兼クレイジーサイコレズと化した。
主を惑わせる者絶対殺すマンとして心優しい少年の前に立ち塞がる。
消えてなくなれ!アアアアァァァァ!!!!!!
- 少女霊
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Vision -誓約の閉回路 桎梏の乙女-に登場する。
クーデリカを心配してアドバイスしたのに聞く耳を持たれなかったかわいそうな霊。
- 信奉者
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聖骸メロフォビアに登場する。
神の力を持つ聖女アナスタシアを信奉する人々。
信奉者はアナスタシアと似たような格好をしないといけない決まりでもあるんだろうか。
- 生の白鍵
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偽典セクサリスに登場する。
眠りながら生を説くらしい。
- セイレーン達
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Seiren -彼方に謡う哀憐の姫-に登場する。
病んだ者に癒しを与え、戦火の兆しが見えたら戦意を奪うという歌声を持つ種族。
平和に暮らしていたのに突如人間とかいう横暴な連中に狩り尽くされてしまうのであった。
- 隻眼の従者
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偽典セクサリスに登場する。
薄汚れた世界を見るのが嫌すぎて突然右目を抉る、気の狂った少年。
天使語が分かるからか、貴族達に監禁されているラフィルの従者をやっている。
よく分からないけどラジオのゼロにラフィルの歌声を乗せる事ができ、間接的に少年少女達を殺害している。
自称・ラフィルの唯一の共犯者。
何かラフィルに対して嘘をついていたらしいのだが、よく分からないままだ。
- セクサリス
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偽典セクサリス以降、様々な作品に登場する。
遙か昔に滅びた星々の記憶が人の形を持った存在である。
サンホラー的にはクロニカ様と言っておけばまぁ通じるような存在だ。
世界の終わりそのものみたいな存在なので、どこか達観したようなところがある。
フランチェスカにどういうわけか認識されているが何故かは謎。
血飛沫と同じ色の場所に居て、少女病の物語が続く限り眠り続けている。
真典セクサリスにて、実は絶望の物語にいい加減うんざりしており、心が擦り切れている事が判明。
終わりの果ての未来のなか、明るく笑うことができるようになった。
まさかのセクサリス一人勝ちなハッピーエンドを掴み取った。
- セス
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Vision -誓約の閉回路 桎梏の乙女-に登場する。
クソガキ。悪魔。
クーデリカを破滅に追い込んだ張本人。
君は悪魔なんかじゃないよ、だって俺が悪魔だからな!まさに外道である。
- 絶対零度の男
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黎明ローレライに登場する。
ほんの行き違いから人を殺し、その返り血の暖かさに病みつきになってしまい殺人鬼と化した男。
少女病にしては珍しいクズ男の一人。
どんな死に方をしたのか興味がある。
- セリル
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聖骸メロフォビアに登場する。
アーニィがカタリナに読んで聞かせた物語の登場人物。
天涯孤独の青年。なんでも屋と呼ばれる自称殺し屋。
不出来なため殺し屋稼業は一度も成功せず、困っていたところでクソガキ2人組の依頼を受け、レイラの家族の父親役を演じる事になった。
仮初めの家庭を手放したくないがために、久々に帰ってきた元夫を殺してしまう。
その後殺し屋として沢山稼ぐようになったかどうかは不明である。
た行
- 罪の幻影
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空導ノスタルジアに登場する。
イヴリィを「ねえ殺したの?」「どうして泣いているの?」と煽る役として出演。
彼女の精神崩壊に一役買う。
- ティア
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Seiren -彼方に謡う哀憐の姫-に登場する。
セイレーンの少女。
迫害から逃げている最中に倒れ、人間の青年に救われる。
その青年を持ち前の歌声で懐柔してのんびり暮らしていたら、すごい人に連れて行かれて歌声を国の為に利用させられてしまう。
最後は一矢報いてから、恋した少年の死を見届けた後に入水自殺した。
彼女は他の同族と違って何かが特別らしいんだけど、結局のところどう違うのかは判明していない。
- ティアを救った青年【Clow】
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Seiren -彼方に謡う哀憐の姫-に登場する。
ティアをかくまった青年なのだが、実は遠い隣国の王からの命でセイレーンを捕らえて連れてくる事になっていた。
しかしティアの歌声の効力によりその気をなくし、ずるずると2人で過ごしていたところに追っ手の男が現れて2人とも国へ連れて行かれる。
大罪人の烙印を押され、ティアの目の前で処刑された。
- ディーとウィー
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狂聲メリディエに登場する。
美しい双子の少女。
両親が借金しまくったせいで一家離散し、別々の家に引き取られて3年の時を耐え、また再会したと思ったらそこに両親の姿はなかったという可哀想な少女。
絶望のどん底にあるところをメイメイにつけ込まれる。
「誰か幻想(ゆめ)を見せて、虚構でもいいから」と頼んだら本当に虚構の幸せも見せられる羽目になるんだけど、今の所幸せなようだしいいか。
どうでもいいけど雪が降る中マフラーまでして抱き合っているところに半裸の女が来たらそれはもうびっくりしたんじゃなかろうか。
晩餐会ではミリリを見ながら2人でひそひそ話をしている。「早くこっちにくればいいのに」的な。
- とある大国の姫君
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葬月エクレシアに登場する。
そのまんま、とある大国の姫君。
尊く偉大と言われていたが、本当は誰かに依存したいと思っていた。
そこに現れた優しい瞳の青年と恋に落ち、彼に白の教会をプレゼントしてしまう。
教会をプレゼントしてからは多分相手にされなくなったと思われる。可哀想。
ちなみに、同じくとある大国の姫君であるイヴリィとは特に関係がない。
- 時計士の少年
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葬月エクレシアに登場する。
時計台の調整をしたりする少年。
彼女と別れようとしたら、時計台の上から突き落とされて殺されたかわいそうな人。
- 時計士の少年の彼女
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葬月エクレシアに登場する。
時計士の少年を愛した女。
別れを告げられたので、愛を永遠のものにするために彼を時計台から突き落として殺した。
殺した瞬間、薄く笑いながら彼の死体を眺めていた。
クソ女である。
な行
- 見つからなかった
- これにはびっくりだぜ
は行
- ハーミット
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黎明ローレライに登場する。
人里離れた場所で暮らす隠者。名前そのまんまである。
共に暮らす少女人形のリゼッタが、その動きを止めてしまわないように改良しようと研究を頑張っていたところ、過労死してしまう。
現代に生まれていたら社畜の才能がある。
- 半精霊の少女
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葬月エクレシアに登場する。
限られた存在にしか視認することができず、その姿を見た者には祝福が与えられるらしい少女。
父親に命令されて、母親を目覚めさせるべく「欠落した少女」を白の教会に誘う仕事をしていた。
「キミだけに指し示そう」「選ばれたキミにだけは」「キミだけに届くように」など、甘美なフレーズで少女達を誘っていく。
メイメイさんほどではないが、なかなかの仕事人と言えるだろう。
結局、自らが誘った少女達の魂を宿した母親に絞め殺されるという、凄惨な最後を迎える。
だいぶ寒そうな格好をしている。
- フィー
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告解エピグラムに登場する。
フィーナの可能性から生まれた存在。
背が小さくて地味だけど歌い出すと表情が一変する。
相方のリィサと比較されて喧嘩するんだけどまぁ色々あって歌い続ける事を決意した少女。
告解エピグラムで語られた人生の中でもマシな生涯を終えたはずなんだけど、相方が死んでるんだよなあ。
- フィーナ
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告解エピグラム・創傷クロスライン・狂聲メリディエに登場する。
何かがあって自殺を図ったのだが、告解エピグラムにて告解の館に囚われ、自分の様々な可能性を目にする事になる。
館での出来事を経て前向きに生きていく事を選択したはずなんだけど、創傷クロスラインでは何故か可能性世界にて薬漬けにしてきた張本人のメイメイについて歩いている。
そして狂聲メリディエにて、また違うパターンでメイメイに騙された事が明かされる。
フィーナと関わった者は双子少女を除いて全員(リィサ・フィーナの父・フィーナの夫・エフティヒア)死ぬという、疫病神の疑いがある。
- フィーナの父
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告解エピグラムに登場する。
フィーナの可能性から生まれた存在。
出オチ。
登場した瞬間に「持って今夜まで」と言われる。良い父親だった。
- フィーナの夫
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告解エピグラムに登場する。
フィーナの可能性から生まれた存在。
こちらも出オチ。
「誰よりも幸せにするよ」と言いつつ子供を作って産まれる前になんか死んだ。
登場した時から既に故人とか、フィーナの父よりもひどいや。
- 双子少女達
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告解エピグラムに登場する。
フィーナの可能性から生まれた存在。
クソガキである。
善良に生きれば生まれ変わってより良いものになれると聞いて、蝶を圧殺したうえでその生まれ変わりと仲良くなれるとか言い出す。気が狂っている。
最終的にメイドフィーナもよりよいものに生まれ変われるようにと刺し殺す。
これって他の生き物の命を奪う事は悪い事だと教えなかったメイドフィーナのせいになるんだろうか。
- flyの少年少女達
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偽典セクサリスに登場する。
ラジオをゼロに合わせて天使の歌声を聞いていたら、高所から飛び降りて死んでしまう。
世間からは、原因不明の少年少女連続高所飛び降り自殺事件として扱われているらしい。
やめろ、その歌声は思春期に効く。
- フランチェスカ
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残響レギオンに登場する。
一家4人で平和に暮らしていたら突然アイリーンが終わりにしましょうとか言ってきて平和な暮らしが終わってしまった少女。
兄のレスターにべったりだったんだけどその兄もアイリーンに掠われてしまったので、勇気を出して大きな街へ行き富豪の家出の下働きをして暮らす。
水浴びをするルークとミリアを発見し、無言でストーキングしていたら刃物を突きつけられたものの通りがかりの黒衣の放浪者のおかげで和解、共にアイリーンの城を目指すことに。
しかし待っていたのは兄はもう死んでいたという事実だけ。
アイリーンを含む全ての魔女、そして神への復讐を誓って城を後にした。
この時点でどういうわけかセクサリスを認識している、珍しいキャラクター。
彼女のその後については:⇒アナスタシアへ。
- プレゼントの少女
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聖骸メロフォビアに登場する。
アーニィがカタリナに読んで聞かせた物語の登場人物。
夫に先立たれた家庭の一人娘。
少女病によくある片親の家庭である。
家庭を支える母親と一緒に暮らす時間をと思って、広場で母親に教えてもらった歌を唄うことでお金を貯めて、母親の誕生日に一日分の休日(生活できるお金)をプレゼントした。
この文章書いてるだけで若干涙が出て来るからずるい。
- プレゼントの少女の母親
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聖骸メロフォビアに登場する。
アーニィがカタリナに読んで聞かせた物語の登場人物。
夫に先立たれた家庭の妻。
娘を学校に行かせるために昼夜を問わず働いている。
後は娘の項目の通り。
この母親になったとして、娘から休日をプレゼントされたら泣かない自信がない。
ま行
- 見張りの兵士
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残響レギオンに登場する。
アイリーンの城を見張っている兵士。
見張っているだけなので子供4人にあっさり縛られ、武器を奪われ、無力化される。
- ミラシュカの騎士達
-
聖骸メロフォビアに登場する。
呆然と事態を眺めているだけの無能な騎士。
あまりの雑魚っぷりに、いざ動き出したところでアナスタシアは一顧だにもしてないぞ。
ミラシュカの国って魔女が関わらなくても勝手に滅んでそうなんだけど。
- ミリア
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残響レギオンに登場する。
アイリーンに捕らわれていた少年少女達の1人。
監視の目を縫うようにしてルークと共にアイリーンの根城を脱出した後、再び仲間達を助けるために城に戻る。
髪を切られて不満そうにしている。女の子だから仕方ない。
フランチェスカに対してきちんと謝れるタイプの少女である。
実はもうとっくの昔に死んでいる存在だったのだけど、アイリーンの遊戯のため魔力で動かされていた。
アイリーンも認める綺麗なイレモノ(身体)をしていたようだ。
- ミリリ
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創傷クロスライン・狂聲メリディエに登場する。
眠り姫と呼ばれていると言えばかわいいものだ。
CDにくっついてくる、枕を抱いて眠っているミリリの絵も実際かわいい。
5年ぶりに目覚めたと思ったら、妙な記憶を植え付けられてしまう可哀想な少女である。
だが、戦闘能力もないのにシグの後ろに居たいという己の欲望の為に親を置いて村を飛び出し親を心配させているし。
ルクセインからパンをもらいつつレジスタンスへと赴きシグを困らせ不眠にした挙げ句(実質的に)カナリアと一緒に毒殺するし。
遂にいたたまれなくなったのでメイメイと共に逃げるようにレジスタンスを後にして廃園イデアってしまうという、なかなかに傍若無人な所業をやらかしている。
狂聲メリディエでは念願のシグと一緒に居られる可能性を提示されるも、下手にカナリアの5年間の記憶を植え付けられているためにコレジャナイ感を出すという、大変めんどくさい少女である。
その後は真白国で幸せに過ごした。多分ね。
パンを夢中で食べていた頃がかわいさの最盛期だったのではないかと思う。
- ミリリの両親
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創傷クロスラインに登場する。
自分達の娘がようやく起きてくれたかと思ったら、なんか弓の練習とか始めるので怪訝そうな顔でその様子を見る羽目になった。
しかも娘はどっかいってしまう。不憫でならない。
- ミルテ
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葬月エクレシアに登場する。
盲目の少女。
声に誘われるままに白の教会へと向かっていたが力尽きて死んだ。
どう見ても雪の中を歩くような格好じゃなかったのが敗因か。
- ミルリーナ
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偽典セクサリス・小説版天巡メルクマールに登場する。
セクサリスの見る夢から記憶を詠みあげ歌にする語り部。
性別は不明。
声が非常にAramaryさん似なので、1stより後の作品では登場を自粛している感がある。
本当にただ詠んでいるだけなので、物語には一切介入してこない。
中の人も含めて本当に謎の多いキャラクターである。
小説版天巡メルクマールでは、フルネームではない(リーナと呼ばれていた)がセクサリスに話しかけられているような描写がある。
ただ相変わらず人物像は読めない。
- ミーア
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聖骸メロフォビアに登場する。
アーニィがカタリナに読んで聞かせた物語の登場人物。
心臓の病気でもう先が長くない少女。
そのせいで親からも放任されていたんだけど、同じような境遇の仔犬【ami】と仲良くなり歌を聞かせて過ごしていた。
発作で倒れたところを仔犬【ami】が身を尽くした事によって救われた後は、残り少ない生涯を両親と共に過ごしたのだと思われる。
挿絵の穏やかさと曲の激しさのギャップに定評のある少女。
- ミーアの両親
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聖骸メロフォビアに登場する。
アーニィがカタリナに読んで聞かせた物語の登場人物。
もう先が長くない娘を失う時を考えるのが怖くて、敢えて距離を取っていた。
発作の件以降、最期の時まで傍にいることを誓う。
- 名医
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聖骸メロフォビアに登場する。
カタリナの音楽恐怖症【melophobia】を治す為に各地からやってきている人。
でも、今日もだめ。治療は成功しない。
- メイメイ
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告解エピグラム・創傷クロスライン・狂聲メリディエに登場する。
メリクルベルの従者。
卓越した薬の調合能力、鴉の調教スキル、巧みなトークスキルを持つ百合娘。
初出演の告解エピグラムでは遠い血縁を名乗りつつフィーナを薬漬けにしている。
創傷クロスラインではアナスタシア率いる対魔女戦線レジスタンスの中心人物を間接的に殺害する事に成功する。
その仕事っぷりは、魔女の従者としてはトップクラスと言えるだろう。
ただし腹を出したがるという欠点がある。服を着ろ。
真典セクサリスでは本人は登場しないものの回想という形でメリクルベルから「メイ」と呼びかけられている。
- メイメイの鴉
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だいたいメイメイと共に登場する。
メリクルベルへの伝言役を務める優秀な鴉。
つぶらな瞳がかわいい。
- メイドフィーナ
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告解エピグラムに登場する。
フィーナの可能性から生まれた存在。
命の輪廻について教えたところ、最高に拡大解釈したクソガキ共に刺殺されてしまった。
報われない人選手権があったら、かなり良い勝負をするだろう。
- 至上神(メサイア)
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真典セクサリスに登場する。
元・前の世界の魔女にして、現・今の世界の神。
願いを抱く魔女達の中から選ばれた魔女が「至上神」となり、次の世界を作り上げる……というループによって少女病の世界が続いているということが、真典セクサリスで明かされた。
やや古風で、偉そうな喋り方をする。
ラストライブ同時視聴会トークでは、ボーカルの中恵光城さんから「突然出てきたメサイアだれやねん」と言われていた。
- メリクルベル
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黎明ローレライ・狂聲メリディエ・真典セクサリスに登場する。
実は空導ノスタルジアの時点で存在は示唆されている、判明している中では少女病の中で最も古参の魔女なのかもしれない。
黎明ローレライでは自分より美しいものをいじめて遊んだり殺したりするやばい娘だったのだが、狂聲メリディエにて彼女の行動原理は「美しい存在が劣化していくのが疎ましいから」と語られる。
誰も抗えないほどの魔力を駆使して村を焼いて国を焼くのが得意。
友人にして従者となったメイメイと百合百合しながら、可哀想な少女でいっぱいの真白国を創り上げる事に成功した。
五魔女会談では新参相手に見事なキレ芸を見せる。
真典セクサリスでは、自分が当然選ばれるという自信満々の口ぶりで「世界の停止」を願うものの、至上神に選ばれることはなかった。
や行
- 優しい雨音の少女
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葬月エクレシアに登場する。
咳き込む母親を連れて教会へ向かう少女。
貧しいけどそれなりに幸せな日々を過ごしてきたのだが、教会に辿り着く前に母親は死んでしまう。
母を失った少女は、そのまま目指していた教会のお世話になる事にした。
最後には優しい瞳の青年によって精霊姫に魂を捧げられて死んだ。
- 優しい雨音の少女の母親
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葬月エクレシアに登場する。
病気で苦しんでおり、娘と共に白の教会へ向かうんだけど途中で力尽きて死んだ。
- 優しい瞳の青年
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葬月エクレシアに登場する。
出自も不確かな優しい瞳の青年。
妻の精霊姫を再び目覚めさせる為、とある大国の姫君をだまくらかして白の教会を手に入れる。
「欠落した少女」の魂を集めるように半精霊の娘に命じる。
そして集めた魂を注ぎ込みさぁ復活だと思ったら娘を殺され本人にも自殺され、失意のまま黒雪に埋もれて死んだ。
因果応報を地で行く男。
- ユリシア
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偽典セクサリスに登場する。
たぶん少女。
雪に閉ざされた都市を脱出しようと、少年と2人で走っている。
それ以上の情報がないんだよなあ。
- 預言者の少女
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偽典セクサリスに登場する。
玲瓏な森で平和に住んでいる心優しい預言者の少女。目が緋色。
ある日世界の終焉をかたどったイメージを見てしまってどんどん精神が壊れていく。
ついに不安に耐えきれず想い人を殺害。
生まれてきたばかりの我が子に、想い人の死、即ち絶望という感情をプレゼントしてやったのだった。
- 預言者の少女の想い人
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偽典セクサリスに登場する。
沈む少女を支えていたら理不尽に殺されたかわいそうな男。
その死に際は笑っていたという。
ら行
- ライザ
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偽典セクサリス・unleashに登場する。
地方領主の息子。
海が綺麗すぎるのでそんな海を永久に眺めていたいと思い不死の呪術に手を染めるんだけど、不死になるために他者の命を奪っていたらいつの間にか殺す事に没頭し、ついに愛する妹達まで殺してしまったうっかりやさん。うっかりで済むか。
蒼を受け継ぐことができなかった者である。
続編のunleashでは、権力を濫用してバベルの塔の真似事をするという建前で人々に巨大な塔を造らせて妹達のいる場所へと辿り着こうとするんだけど、神の怒りを買ってしまい塔と共に光となって消滅した。
多分、ね。本当に死ねたかは不明。
もしかしたら今後登場するのかもしれない。
- ラフィル
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偽典セクサリスに登場する。
大国の貴族達に監禁されてアレコレされている、天使の末裔の少女。
天使語での歌唱というだけで祝福が内包されていると信じている馬鹿で愚かな人々の事に呆れつつ、世界を呪いながら日々を過ごしている。
隻眼の従者の協力の下、今日も少年少女達を羽ばたかせている。
天使語での歌唱かと思ったら突然日本語で「みんな死ねばいい」と言い出す事に定評がある。
- リィサ
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告解エピグラムに登場する。
フィーナの可能性から生まれた存在。
Double Castにてフィーの相方を務めていた、華やかで妖艶な少女。
フィーと喧嘩したばっかりに一人で舞台に上がることになり、老朽化した照明がぶつかって植物状態になってしまう。
数年後、フィーに「詠い続けて、ずっと」と呪いのような言葉を残して死んだ。
- リゼッタ
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黎明ローレライに登場する。
人里離れた場所に住んでいるという魔法仕掛けの少女人形。
彼女には愛が分からぬ。
ついでに眠りと死の違いも分からぬ。
分からないので主人が死んでいるのに気付かず待ち続けていたら、そのうち動きを止めてLoreleiの物語の一つとなった。
- リフル
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天巡メルクマールに登場する。
名も知れぬ小さな村で産まれた双子の妹。
神を否定するタイプの少女。
こんな神を信仰する奴ばかりの村なんかにいられるか、私は村を出ようと思う、と姉に打ち明けるも相手にされず。
病に倒れ忌み子であるが故に村の医者にさえ相手にされず。
それでも最後まで傍に居てくれた姉に感謝の言葉を継げて病に命を落とした。
- リフルとリディアの両親
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天巡メルクマールに登場する。
リディアとリフルの生みの親。
神を信仰しまくる村人の人の中でも一際敬虔である事に定評があったが、禁忌の子である双子を産んでしまった事で評判は地に落ちたらしくその行方を知る者は誰もいない。
後半は冗談だけど双子を産んでから本当に何処へ行ってしまったんだろうと思うくらい影が薄い。
- リディア
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天巡メルクマール・小説版天巡メルクマールに登場する。
名も知れぬ小さな村で産まれた双子の妹。
神を信仰するタイプの少女。
忌み子とみなされ村人に嫌われていたかどうかはよく分からないけどとりあえず毎日神に祈り神を嫌う妹にも神を信じろと説いて妹が病に倒れても早くよくなるよう神に祈っていたらいっこうに妹がよくならないので次第に神って何もできないじゃないと思うようになりこうなったら妹と一緒に死んでやると思った矢先に神から力を貰い見事に魔女堕ちした。
小説版天巡メルクマールでは、魔女になった後も何食わぬ顔で「魔の村」を創造(?)し、宿屋の娘として暮らしている。
- リフリディア
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天巡メルクマール・小説版天巡メルクマール・真典セクサリスに登場する。
リディアが神の力を受けて第四の魔女となった姿。
リフルはもう死んじゃったけどリディアと2人合わせてリフリディア!って感じの名乗り方がなんだか微笑ましい。
妹が大好きで妹のためならなんでもする。
黒紫の影を操って相手を取り込み私の一部となって生きよとか言ってくるとっても怖い魔女。
五魔女会談では遅刻魔として登場。しかしその無差別殺戮っぷりを評価してかメリクルベルには歓迎されていたようだ。
小説版天巡メルクマールでは、終盤に登場し、アイリーンと一触即発の空気になる。
魔の村という「リフリディアの領域」に篭もり、自身がリフルと認定した者を自らの影に取り込んで過ごしている。
真典セクサリスでは、取り込んできたリフルをどうしても本人が帰ってきたと思う事ができず、心を病み、諦念の果てに世界を灼き神を殺す事を願うようになった。
もちろんそんな願いが至上神に選ばれることはなかった。
- ルクセイン
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慟哭ルクセイン・残響レギオン・創傷クロスライン・小説版天巡メルクマール・真典セクサリスに登場する。
元・クソガキ。現・出来損ないのヒーロー気取り。
慟哭ルクセインでは大事な仲間の黒狼を騙して私利私欲の為に行動していたら失敗し黒狼を失い、後悔しながら生きていくことになる。
小説版天巡メルクマール(時系列的には残響レギオンの前)では、小説版の主人公ジーナと出会い、彼女が「魔の村」へと向かうことを助けた。
残響レギオンではひたすら格好いい役回りを演じた後で颯爽と去っていった。
創傷クロスラインではミリリにパンを与えるという重要な仕事をした。彼がいなければ死んでいた……。
そしてフランチェスカあらためアナスタシアと再会し、対魔女戦線の一員に加わる。
慟哭ルクセインの事件以後、お人好しを地でいく黒狼大好き少年だ。
沢城みゆきの少年ボイスは正義。
真典セクサリスでは、アナスタシアの従者となっているが、彼女に「ただの少女」であることを望み裏切りを図るも失敗に終わる。
ずっと黒狼のことばかり見ていた事を彼女から痛烈に批判された。
最後まで出来損ないのヒーロー気取りであることを貫いたといえる。
- ルーク
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残響レギオンに登場する。
アイリーンに捕らわれていた少年少女達の1人。
監視の目を縫うようにしてミリアと共にアイリーンの根城を脱出した後、再び仲間達を助けるために城に戻る。
言葉を話せないフランチェスカへとナイフを手に近付いたり、魔女を殺すという一番の見せ場をルクセインに奪われたりして、あまりいいところがない。
実はもうとっくの昔に死んでいる存在だったのだけど、アイリーンの遊戯のため魔力で動かされていた。
アイリーンも認める綺麗なイレモノ(身体)をしていたようだ。
- ルールとレーレ
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偽典セクサリス・unleashに登場する。
自分勝手な兄をもったばっかりにその兄に殺されてしまった。
殺された後も、兄の黒歴史として名前を塔に刻まれる羽目に。公開処刑か。
- レイラ
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聖骸メロフォビアに登場する。
アーニィがカタリナに読んで聞かせた物語の登場人物。
貧困の街で子供達と共に住む妻。
最初の夫に先立たれ、再婚相手はぷらぷら歌いにいって帰ってこない、と非常に男運がない。
自分が出したわけでもない「父親役を演じて欲しい」という依頼を受けてやってきたセリルを受け入れるあたり、ちょっと頭が悪いというか性善説で生きている。
子供達を支える為に娼婦をしていたが、セリルによって辞めさせられる。
裏で何が起きているのかなーんにも知らずに幸せに暮らしている。
- レイラの子供達
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聖骸メロフォビアに登場する。
アーニィがカタリナに読んで聞かせた物語の登場人物。
とんでもないクソガキ2人組。
無邪気に見えて、その実貧困の街から母と共に出て行く為にセリルを騙して早く稼ぐよう、間接的に促している。
- レイラの夫
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聖骸メロフォビアに登場する。
アーニィがカタリナに読んで聞かせた物語の登場人物。
出オチ。
存在が出てきた時には既に故人である。
子供達の性格を考えると、この男の性格に問題があったのではないかと思われる。
- レイラの再婚相手
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聖骸メロフォビアに登場する。
アーニィがカタリナに読んで聞かせた物語の登場人物。
吟遊詩人。
まだ子供が幼い頃から旅に出て何年も帰っていなかった。
その割に血よりも濃い絆とか言い出すし、自意識過剰も甚だしい。
元の街に帰ってきた途端にセリルによって刺し殺されてしまった。
- レスター
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残響レギオンに登場する。
フランチェスカの兄。
突然やってきたアイリーンに掠われ、彼女の城にて「遊戯」で命を落とした。
殺されそうになったフランチェスカを身を挺してかばうという、出来た兄だった。
- ロシェル
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狂聲メリディエに登場する。
泣き虫で甘えん坊な少女。
いつも母に甘えていたら母が病に倒れ、勇気を出して遠い町まで薬を買いにいって帰ってきたら母は既に死んでいて丁寧に墓まで立てられていた。
「もう甘えたりなんてしない~」の慟哭が絶望感半端ない。
そんな絶望に打ち拉がれているところをメイメイにつけ込まれる。
晩餐会では端っこの方でミリリをゴミを見るような目で眺めている。
- ローレライの少女
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黎明ローレライに登場する。
日々性的暴行を受け続ける過酷な環境にいて人生が嫌になったので、何らかの方法で死者に会える場所・Loreleiを訪れて自分より不幸な人々の物語を見ることで溜飲を下げようとしたんだけどそんな事をしても自分が救われるわけじゃなかったし辛いのは自分だけではないという事に気付いたので蒼穹に向かって透明な弾丸を撃ったのちにもう少し生きてみようと思った少女。
彼女ががらくたみたいな物語をLoreleiで見まくった事で蒼穹に向けた透明な弾丸という名曲が産まれたと言っても過言ではない。
数々の残骸に感謝だ。
- ローレライの少女に語りかける声
-
黎明ローレライに登場する。
君が出した答えを聞く人。
あとおまけ程度に「残酷で優しい、死の残骸」とか言ったりする。
お前は誰だ。Loreleiそのもの、とか?
わ行
- 若く美しい姫に嫉妬した魔女
-
⇒メリクルベル