そらのうきぶくろ

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世界樹の迷宮4 オートバトルのすすめ

元はと言えば、Twitter等で人気の少人数旅を、自分でもやってみたいと思ったのが始まりだった。
1人旅だとラスボスが倒せず詰む可能性があるので、せめてレベルキャップを解放した状態で周回プレイをしようと考えた。
それにはまず、1周目でストーリークリア+3竜を撃破する必要がある。
既に遊んだ事があるゲームなので、素早くクリアできることが望ましい。
つまりカジュアルモードで遊ぶ事は確定として……カジュアルモードで何か面白い遊び方はないだろうか?

そこで閃いた。
カジュアルモードならオートバトルで余裕じゃね?
と。

長い前置きだったが、この記事ではオートバトルを駆使して遊ぶ世界樹の迷宮4の魅力を伝えていく。
ちなみに、完全初見プレイでは全くおすすめできない遊び方なので、注意すること。

◆縛り内容

1. 難易度はカジュアルモード
2. 基本的に戦闘はLボタンまたはESCAPEボタンを使用して行う
3. 一度Lボタンを押したら戦闘が終了するまで再度押すことは出来ない
4. 戦闘を避けられない強敵が相手の場合のみ、戦闘中の全てのコマンドが許可される

1について。
試してないけど、ノーマルだと多分レベル上げがだるい。やめといた方が良い。

2, 3について。
これは、世界樹の迷宮ならではの要素であるFOEとの駆け引きを考慮した上で、ゲームの楽しさを追求すべく決定した事項である。
例えば背後からFOEが迫っているような場面で、馬鹿正直に雑魚と戦闘を行いFOEの乱入を許す冒険者がいるだろうか?いや、居ないだろう。
快適なゲームプレイを考えれば、Lボタンだけに拘るのは愚かでしかないのである。

4について。
まず、「戦闘を避けられない強敵」の定義についてだが、これは「ストーリー上必ず戦うボスキャラクター達」が該当する。
1層のイベントで戦う熊なんかも該当する。
オートバトルなのに何故マニュアルバトルなのか?というもっともな疑問が浮かぶかもしれない。
しかし、オートバトルでこういったボスを倒せるくらいレベルを上げてしまうと、その後のゲームバランスを崩壊させてしまう事は容易に想像できる。
適度な緊張感を保つ為、適度なマニュアルバトルは必要不可欠なのだ。

◆高い自動性・高速性

まず、基本的に全ての戦闘がオートバトルである為、一度戦闘に入ってしまえば戦闘画面を見なくともTwitter等の作業を行う事ができる。
時間がない社会人には最適である。
そして不幸にも全滅した後、街に帰って全回復する所まで自動である。何故ならカジュアルモードだから。
これにより、いちいち宿屋で回復するという手間が省け、高速攻略が可能である。
また、カジュアルモードであるが故にレベリングをさほど意識しなくとも先に進むことができる。
ただ経験上、大地で食材を拾うのが面倒臭い……即ちお金がなかなか稼げない。
そのため、序盤のクエスト等はこなしておくと金銭面で少し余裕ができる、という事を念頭に置いておくべきだろう。

◆歯ごたえのある難易度

カジュアルモードといえども、コマンドが選べない為序盤~中盤にかけて難易度は高い
オートバトル向きの装備やスキルを吟味しなければ、パーティはあっという間に街送りとなるだろう。
世界樹の迷宮の特徴である高い難易度と歯ごたえを、自動的に楽しむことができると言えよう。
また、縛り内容の4番により、ボス戦ではオートバトルよりも更に白熱した戦闘を楽しむことができる。
余談ではあるが、小迷宮の攻略は最小限にしてストーリー攻略で必要な所だけ探索する等、あまりレベルを上げすぎないようにしておくと、ボス戦での楽しみが増える事間違いなしである。
自動的に街に戻る仕様により、自然とアイテムの使用を控えるようになり、冒険者自身の実力だけでボスに挑むようになっているはずだ。
NPCのレベルよりもはるかに低いパーティで、アイテムなしに綿密なTPのやりくりをし、ボスを倒す事の興奮はまさに麻薬的と言えよう。

◆新鮮なキャラクタービルド

普段はスキルが使えない事を考慮し、パッシブ中心のスキル振りを行う事になるだろう。
これまでなかなか振った事がないスキルに全振りする事で、ある種の興奮を覚える冒険者は少なくないはずだ。
もちろん、強敵に備えてある程度のアクティブスキルに振っておく事も忘れてはいけない。
オートバトルとマニュアルバトルを合わせる事で、上記のさじ加減が非常に重要な要素となるのだ。
ルーンマスターのような本来アクティブスキルで活躍するクラスのキャラクターにも、武器のスロットを利用した特殊効果を使いこなす事で活躍の場が出来る。
奇襲やカモフラージュ、地脈操作のようなフィールドスキルは、通常プレイ同様若しくはそれ以上に重要なスキルになる。

◆全く新しい戦術

オートバトルの世界ではマニュアルバトルの常識が通用しない。
最も衝撃的なのは、フィールドで使用できるスキルを持っていないキャラクターのTPは意味を成さない事である。
(後半になると羅刹マスタリのようにTPが少ない事に意味があるスキルも出てくるが……)
つまり、TPに囚われない戦い方が可能となるのだ。
例えばマニュアルバトルでは、フォートレスは前列に配置し固有スキルを利用してTPを回復する戦術をとる事が多いだろう。
しかしオートバトルではTPは関係ない為、後列に配置し先制挑発で攻撃を引きつけローリスクで敵の攻撃を受けるという戦術も選択肢に入る。
また、3層のように敵が硬く強力な属性攻撃が飛んでくるような場面では、通常はほぼ活躍しないような毒鍛冶が役立ったりルーンマスターを前列に配置することでルーンの盾で前衛を属性攻撃から守ることができる(もっともこれはマニュアルバトルプレイでも散見されるが)。
キャラクターの配置・装備・鍛冶・パッシブスキル。オートバトルといえども敵に応じて考えなければならない事は山ほどある。
戦いは戦闘前から始まっているのだ。

◆ ◆ ◆

オートバトルの魅力、少しは伝わっただろうか。
一見考える事を放棄したようなこのプレイスタイルに、世界樹の迷宮4の新たな楽しみ方を見出すことが出来たと思っている。
それが、上記のプレイスタイルで表ストーリーボスを撃破したプレイヤーとしての感想である。
この記事を読んだ者から、新たなオートバトラーが誕生すれば幸いである。

3竜?抑制ブーストで即死させたわ。終わり。

ゲームたのしいよ | 君はコメントしてもいいししなくても良い

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