注意事項については初回の記事を参照。
メインクエスト95まで。96に行ってる人は問題なく読める。
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今日も引き続きメインクエストを進めていく。
サブクエストを終えていよいよ継承の儀最後の場所であるマムークに行くぞというところだった。
ところで全然関係ない話をするが、最近TLで極ヴァリガルマンダという文字列を平然と見かけるようになり、ヴァリガルマンダ討滅戦まで進めておいて良かったと思った。同時に、この調子だと近いうちに次の討滅やラスボスのネタバレを到達前に喰らうんじゃないかと危機感を覚えた。まあネタバレが怖ければクリアまでSNSなんてやるべきではないし、かといってSNSをやめる気もないので、ここは己の記憶力の悪さに期待するほかない。
気を取り直してメインクエストの続き。





マムークに辿り着き、早速情報収集を始める。クエストのアイコンがついていないNPCにもとりあえず話しかけてみたものの、沈黙だったり、会話を拒否されたりと、今までとは空気が全く異なる。クエストのアイコンがついているNPCなら何か言うかなと思ったら、無言だし。

ウクラマトが見つけた店みたいな場所に行ってみるものの、同胞以外と話す舌はもたない、の一言で一蹴されてしまう。対話が出来ないのでは、流石のウクラマトもお手上げ。でも、グルージャジャはマムークにいるマムージャ族にも選者になるよう頼んだんだよな……?
と、そこにアルフィノからリンクシェルで連絡が入る。何か凄いものを見つけたようなので、そこへ向かうと。

そこに居たのはコーナ一行に、ゾラージャ第一王子と、グルージャジャ……の幻影。全盛期のグルージャジャを再現した幻影とのことだが。
マムークの長であり選者・ゼレージャが課した試練はシンプル。自身が操る呪具によって現れるグルージャジャの幻影を倒し、双頭を超える存在であることを証明すること。なるほど、今までで一番純粋に「試練」らしい試練だ。
アルフィノが説明するには、ゾラージャは単身で挑んで敗北しただけではなく、選者に刃を向けたという。

サレージャが「まだ終わってはおりませんぞ。黄金郷に辿り着くのはこの私です」などと不穏なことを呟きながら、無言で去るゾラージャの後を追っていく。こいつも何を企んでいるのがさっぱり分からないんだよな……何かを企んでいるという事だけは分かる。
入れ違いになるようにやってきたのはバクージャジャ。ここで、選者のゼレージャこそバクージャジャの父親であることが判明する。「この試験はお前のためにあつらえたようなものだ」と、この場にウクラマトもコーナも居るにも関わらずあからさまな贔屓発言をしていく。ここまで来ると本当に清々しいくらいだな。
何故選者にしたのか理解に苦しむが、多分そんなマムージャ族まで束ねてこそ次の王であるとグルージャジャは考えているのだろうか?

親から、お前の居場所はない!失敗作が!と言われたバクージャジャは、マムークを去っていく。バクージャジャとはいえきっついな、このシーン。
そして、人が居る前で堂々と「全員敗退すればまた改めて継承の儀が行われるんじゃないか?」と企むゼレージャ。とんでもなく問題のある選者もいたもんだな……。
そんなゼレージャに試練を受けない事を伝える、ウクラマトとコーナ。てっきりこいつ選者としてやばすぎるからグルージャジャに報告しに戻るのかな?と思ったのだが違った。「今までの試練ではその土地に住む人々や文化に触れてきたから、それを知るまでは受けない」という、継承の儀の意味を理解し向き合ってきた二人らしい理由だった。

ここにきて初めての、まともに会話が成立しそうなマムージャ族。他のマムージャ族に話を聞かれることのない場所で何を話すのかというと……この街に蔓延する思想「双血の教え」について。

この女性・ミーラジャは、双血の教えに疲れてしまった者の一人らしい。そして、そういう人はきっと他にもおり、ウクラマトが双頭のバクージャジャに一人で打ち勝った事を伝えれば、その背中を押せるんじゃないかと言う。
それに対しウクラマトは、次に勝てるか分からないし、そもそもバクージャジャって普通に戦う分にはめちゃくちゃ強いのになんで汚い真似ばっかりするの?と疑問をぶつける。ミーラジャは「あの子だけが悪いわけではない」と前置きして、こう答えた……。


モラージャジャのような前例(を作ったのは光の戦士だが……ククク……)があるにも関わらず、マムージャ族が「双血の教え」を信じ続ける、つまり双頭に夢を見続ける理由。それは、今もなおトラル大陸の頂点に立ち続けている双頭のマムージャ族・連王グルージャジャの存在だった。

ミーラジャの案内によりだいぶ西の方まで行くことになったのだが、道中は隕石のおかげで光自体がないわけではないものの、鬱蒼とした森であるがために日の光はとうてい届かない。日の光を浴びないと鬱になるみたいなのってマジなんじゃないか?
「生み出されてきた」という双頭の真実が秘されている場所は、セノーテの先にある。ミーラジャは飛獣を呼び、それを使って向かう。

セノーテに降り立つと、そこにいたのはバクージャジャだ。そしてバクージャジャはミーラジャのことを「母上」と呼んだ。もしかしたらそうなんじゃないかなとは思ったけど……そうかあ。ミーラジャがバクージャジャの母親という事実よりも、この場にいるバクージャジャがすげえ気まずい思いをしてるんだろうなあという気持ちが若干ノイズになる。この場のバクージャジャ、存在がだいぶかわいそうじゃないか!?
「あなたのことを話してもいいか」と聞くミーラジャに対して、うっせーババア!みたいな態度を取るのかと思ったんだけど……。

冷静に話し始めたバクージャジャによると、こうだ。シュバラール族との戦いで劣勢になる中でも内輪もめを繰り返していたマムージャ族が、結束力を高めるために異部族同士での婚姻関係を結ぶようになったことで、偶然双頭が生まれた。その双頭はもの凄く強く、戦場で戦士を率いるようになるまで育つと、勝ちが続いて戦線を押し上げるまでになった。それに味を占めて異部族婚を繰り返したが、卵から産まれる事ができた赤子は1/100しかいないと言われる程しか居なかった。つまりバクージャジャは多くの兄弟の犠牲の上に産まれた存在なので、どんな事をしてでも勝たなければならなかった、と。お、お前……お前!!いままでのカットシーンでそんな素振りは微塵も見せなかったじゃん!!!どうしてここにきて急に悲劇的な背景を持ち出してくるんだよ!!!!ずるじゃん!!!!!
まあ正直、これは受け止め方の問題だよなー。殻を破る前に死んでしまった赤子のことを「犠牲」だと思うか、そうでないかの話で、マムージャ族の共通認識としては前者だったということだ。共通認識だったからこそ、このバクージャジャでさえ「自分は多くの犠牲の上に立っている」という重荷を背負う事になったんだな。


ウクラマトが……ウクラマトが!!!いいやつすぎる!!!!!!!理由があったとはいえ、許すのか、今はそんなに嫌いじゃないぜと言えるのか。マムークが抱える問題を「双頭を生み出し続ける奴らの存在」と定めたウクラマトは、バクージャジャの「もう終わりにしてェ」という願いを聞き入れた。こ、これが王の器ってやつか……!!
これを解決するためには、マムークの人々が大陸の覇者を目指す理由について知る必要がある。双頭に認められた証としての鱗をバクージャジャから譲ってもらい、対話を試みることに。

その後、二人で話したいと言ってきたウクラマトの話を聞いた。本気で嫌いだった奴の話を聞いたらむかついていた気持ちが吹っ飛んでしまったと言うウクラマト。ちゃんと犯した罪についての処遇は王に就いてから考える、と言ってくれてよかった。ちゃんと憤慨するプレイヤーの気持ちも考えられていた。


バクージャジャから貰った鱗を見せて街の住人に話しかけると、さっきまで取り付く島もないという感じだったのが嘘のように話を聞いてくれるし、従ってくれた。それだけ「双血の教え」が根強いという事なのだろう。
ここからメインクエストの場所まで向かったらいかにもな植物が生えてたので園芸師になったものの、採集ポイントがどこにもなく、300mくらい遠くに走る羽目になったりしたが、まあそれはどうでもよくて。
場は整った。そしてウクラマトと、ウクラマトを認めたバクージャジャの頼みにより、ついにウクラマト王女と話してみたいと言う者が現れたのだ。

集まってくれたマムージャ族達が何を思っているのか、話を聞いていく。そうするとこんな事が分かった。
・資源がないため、まともな取引ができない。あるのは妙な隕石くらい。少し、塩田のヨカフイ族に近いものを感じる。
・陽が差さないし、作物がまともに育たない。唯一まともに育つのはバナナくらい。バナナいいねと思うが、バナナだけしかなかったら飽きるよな。
・食料も資源も豊富にある所から、戦いで奪うしかない。
・トライヨラに出て行った同胞達は陽の光を求めた。今ここにいるのは、他部族を暮らすことの怖さが受け入れられなかった者達。

問題解決に向けて動き出してからは早い。現地の調査、採取、データ測定、その結果からエレンヴィルくんがこの環境でも育つ作物を選定。

あとは皆が集まったところでコーナ・アルフィノ・クルルさんのシャーレアン組が説明を行い、集まったマムージャ族達に双血の教えをやめることが決して夢物語ではない、と説得することができた。ここ、ちゃんとシャーレアンの技術力が生きているというのが良いなと思った。技術で暮らしをよくしようとしていたコーナが、それ自体は間違いではないのだと肯定されている気がして……。

あとはいよいよウクラマトが試練に挑む時。時間が遅いので名残惜しいがここで止めておく。明日続きやるぞ!
FF14 黄金のレガシー プレイ記録(13):Lv94-95へのコメント (0)