そらのうきぶくろ

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FF14 黄金のレガシー プレイ記録(29):Lv99

注意事項については初回の記事を参照。

メインクエスト99まで。100に行ってる人は問題なく読める。

この先1000px

メインクエストの続きから。バックルームに戻り、グルージャと話したところだった。
いっぱい泣いたグルージャは疲れたようなので、ウクラマトが奥の部屋まで連れていってあげた。その間、カフキワと少し話したのだが、カフキワの様子が物理的におかしい。

せっかくてもても構文を使っているかもしれないのにうまく聞き取れなくて悲しい世界樹の民。

古い機械だからガタが来たんだろうと弁明するカフキワ。あくまでこの機械を「通信手段として利用している」のであれば、その説明で納得できるだろうが、光の戦士はこの時点でオーティスのような「魂(記憶)を機械に入れた存在」を知っている。それが可能な技術が存在することも。カットシーンの最後に光の戦士が疑うようなポーズをとっていたが、多分「実はこの機械自体にカフキワの魂(記憶)が入っているんじゃないか?」と思っているんだろう。現にプレイヤーはそれを疑っている。

メインクエストを進めるとまさかの風脈報酬クエストでびっくりした。ということは、もうこのエリアは終わりということ……?まだ風脈の泉ひろい済ませてないのに!

作戦会議のカットシーンでは97IDのBGMが流れており、あまりにもテンションがブチ上がった。この曲のことFF14の中でも五本の指に入るくらい好きなんだよね。
カフキワは順を追って最上層への突入作戦について説明していく。ソリューション・ナインで戦闘が行われた事で昇降機がロックされ、通常の手段で行く事ができなくなっているのだ。ゾラージャおまえのせいじゃねーか!

この立体映像分かりやすくて良かったな。

要約すると、下層にあるオリジェニクスという施設にゾラージャを強化するための魂資源が集められ、今まさに上層へ送られている、と推測できるため、オリジェニクスに突入すれば上層(=ゾラージャの居場所)に辿り着ける、ということだ。

暁月を経ていないとできない話をしていて凄いよねこれ。

よし行くぜ!という流れになったところで待ったをかけたのはエレンヴィルくんだ。さっきまで居なかったのに!

いつの間に戻ってきていたのか……。

スフェーンが「永久人」なる存在だったことを知っていたんじゃないか?というエレンヴィルくんの問いに対して、カフキワは肯定した。こういう時の「知っていたがそれどころじゃなかっただろ?」という説明は、得てして後ろめたい事がある時に言うものだ。

この「間」がね、怖いね。

まあ、今まさにその話をしている場合ではない状況なのは間違いないので、エレンヴィルくんが気になっているであろうカフキワ(の生死)については一旦棚上げされることに。

話を聞いてあげたいのは山々なんだけどねこちらとしてもね!

エバーキープ前のカフキワと話す前に、せっかく外に出たので風脈の泉ひろいを済ませた。

うわっ、奇跡の子といえば、ゾラージャ。

ゾラージャの代名詞がクエストタイトルになっている。思えばゾラージャについては、プレイヤーにとって理解しがたい行動原理で動いているとされていたし、序盤からクルルさん経由で凄まじい憎悪を秘めた存在であると言われていた。そんな彼の真意がここにきて遂に明かされる事になるのか?

ウクラマトが船が苦手だったのももう遠い過去の出来事みたいだな……。

作戦は至ってシンプルだ。オブリビオン構成員が運転するカーゴに乗ってオリジェニクスの搬入口まで潜入。

カフキワも多分光の戦士のこと暴力の化身だと思ってるね。確実に。
そんなわけでやってきました、99ID解禁。

魂魄工廠、凄まじい四文字だな。起きている事の内容を踏まえて考えると、89IDに近い物を感じて、それが99IDになってるの何か……いいね。
メンバーはグ・ラハが選べるようになっていたが、せっかくここまでやってきたウクラマト・アリゼー・クルルと一緒に行こう。

1ボス:毒撒きで死んだ。
2ボス:初見でも分かりやすかった。初めて見るタイプのギミックだなと思ったけどスカアハとかリウィアが混ざってた気がする。
3ボス:横から轢かれたりしたけど何とか初見で勝てた。

このID、2ボスから3ボスの道中がほとんどまとめできない上にクソでかい亀がいてあんまりやりたくないな……と思った。

出てくる情報に関してはひたすら最悪で文句なしなんだけどね。
あーあーあー。ナミーカも今頃永久人とやらになってるのかな。
あと、IDのコンプリート後に光の戦士が黄金に入って初めて沈痛な面持ちになったのが印象的だった。3ボスは魔物と人が混ざって魔物の方が強く表に出た実験体だったからな。

シェールのサポートにより第十一階層へと向かう。

ここ、前にゾラージャとスフェーンが話してるカットシーンで見たことがあるな。周りにあるやつ全部魂だったんだ。

魂を保管しておくもの、ソウルケージはその大半が使用済みになっていることをアリゼーが発見する。そしてウクラマトは、ヴァンガード前でゾラージャに対峙したとき、レギュレーターを破壊されたゾラージャがすぐ傍にいた通信兵を殺してレギュレーターを奪い取った事を思い出す。あれってなんとなくそうなんじゃないかと思ってたけど、やっぱりそうだったんだ。ていうかレギュレーターってそんな気さくに付け直せるんだ……。

言外にあの通信兵はウクラマトが殺したようなものだと言っている気がして辛いな、これは。
そこに現れたのはエスティニアン、アルフィノ、ヤ・シュトラの3人。もうこの時点で読めたぞ、ゾラージャ討滅戦をコンテンツサポーターでやるって。
「今きたばっかりの賢人」みたいな事を話すヤ・シュトラ。
これにはアリゼーも苦笑い。

サンクレッドとウリエンジェは駆けつけられなかったみたいだな、人数的に……。多分、二人足りなかったらサンクレッドとウリエンジェが来ただろうが、一人足りなかったからちくわ大明神であるエスティニアンが詰まってきたんだろうな、これ。

禍々しいエレベーターで最上層へと上がる。

そこにあったのは、ヴォイドゲート……ではなく、ヤ・シュトラが視るに「別の鏡像世界」に繋がるゲート。アレクサンドリア王国が存在した世界か?
もちろん、ゾラージャもいた。

魔王級妖異って言葉今まで出て来たっけ……?そんな概念あるんだ。

ここでゾラージャが諸々の真意について話してくれるかと思ってたんだけど、結局「お前を殺して真の後継者に相応しい存在であると証明してやる」と言うだけだった。ちょっとがっかりだな。マジでそれ以外に何もないんだ……。あったとしてももう、魂食べ過ぎてまともに話が出来る状態じゃなさそうだし。

がっかりしたが遂にゾラージャ討滅戦だ。待ってました。

戦闘の方は1回死んだが、1回死んでも生き返るバフのおかげでなんとか最後まで戦う事ができたので、およそ開発側が想定した通りに苦戦しつつ辛勝した、といった所だろう。
そして、ゾラージャの今までの行動原理については戦闘から少しだけ予想することができるようになっていたし、戦闘後の会話からも推し量る事が出来たのでさっきのがっかりは撤回しよう。

「奇跡の子」と言われ続ける事がプレッシャーになっていたと思われる。

戦闘の演出だけはなかなか良かったんだけどゾラージャはひとつやってはいけないことをしたよね。

戦闘中にあみだくじを始めるなって暁月で習わなかったのか……あみだくじじゃないけど。

戦闘が終わると、カフキワ、エレンヴィルくん、グルージャが駆けつける。横たわる父親に向かってグルージャが問いかける。

「知る」ということが本当に一貫したテーマとして扱われてるよな、黄金。相手のことをまず知ろうとするウクラマトと、知ろうとしなかったゾラージャで対になってたんだ。

こんな死にかけの時になってようやくゾラージャは心中を話してくれる。

確か、双頭は子を成せないって言われてたのにゾラージャが生まれたから、奇跡の子だっていわれてたんだよな。でも当の本人は双頭として生まれなかった事と、強さで父親を越えられなかった事でずっと「何ひとつ受け継ぐことができなかった」と思っていた?
最後の最後に愛称呼びするところで、うわってなったな……。

事切れたゾラージャから、取り込んだらしき魂がどんどん出て行く中、ウクラマトが叫んだ。

本人がそう思ってなかったらもうどうしようもないんだよな、これって。うーんままならない話……。

そうして、ゾラージャの身体が消滅したあとはその場に黄金郷の扉の鍵だけが残された。鍵ごと取り込んでいたのか?それとも常に持っていたのか?

完全に悪役みたいな現れ方をするスフェーン。まあ、もう今の流れで100討滅が務まりそうなのってスフェーンしか居ないわな。

スフェーンはウクラマトを騙していて、トライヨラの襲撃を企てた事は確定事項。それを呑み込んだうえで、あくまで戦い以外の路を模索しようとするウクラマトはもう立派に「王」といえる。

あのウクラマトがね……としみじみしたい所だが、場面がそれを許さない。
スフェーンのこの諦観の顔めちゃくちゃ美しくて好き。

おおよそ見当が付いていた事について、スフェーンは改めて明言してくれた。永久人を生かすには、生者を殺すことで得られる生命力のエーテルが必要。だからゾラージャと組んでいた。それがトライヨラの襲撃を企てた理由に繋がっている。

我々側の価値観で当然のことを指摘するアリゼー。
それに対するスフェーンのこの言葉。見事なまでの価値観の断絶だ。
ここで黄金前半に皆が「そういう価値観もあるんだなあ」って受け入れたはずのヨカフイ族の教え(と上辺だけ見ればほぼ変わらないもの)を持ち出してくるの、スゲ~~~最悪で最高!って思った。正直。

思えばヨカフイ族のやり方も、あれはあれで長期的に考えてみると「肉体が滅んだ者が増えていくほど墓石が場所を占めていく」という問題を抱えているわけだが、今の所表面化はしていなかったに過ぎないんだよな。なのでヨカフイ族の命に対する考え方と、永久人という概念は実際のところよく似ている、と思う。

ここでエレンヴィルくんに振ってきたの更に最悪だし、もう次に何を言うかが分かってしまった。
こ、この呆気に取られた表情……!!!!!俺をあまり狂わせるな。
この流れならそうだよねえ~~~!!!!

スフェーンが直々にカフキワが永久人(オーティスは自身について、機械に記憶が入った状態は正確には永久人とは違うみたいな事を言っていたけど)だった事を明かすとはね……。こんなのエレンヴィルくんに最も効果的にダメージを与えるたった一つの冴えたやり方じゃん!

ほぼ分かっていた事が確信に至った時の顔だ……。

スフェーンは黄金郷の扉の鍵を操りながら、アレクサンドリアの伝承について語り始める。
別の世界から災厄を逃れるために特別な力を使ってやってきた一族がいる。「鍵」は強い願いに呼応して様々な場面で奇跡を起こしてきた。それが「世界を繋ぐ力」の核である、と。
「世界を繋ぐ力」とやらは推定クルルさんの両親が作ったものだったはず。つまり、「赤ん坊を逃がしたい」という強い願いが扉を開いて、ガラフ・バルデシオンらにクルルさんを届けられたのかな。

突然重要なことを言い出す。永久人は「リビング・メモリー」という場所で活動しているわけか。で、おそらく最終エリアの名前だろうな。

「世界を繋ぐ力」を使って「永久人を護る」って事はよ~、要するに別世界の人々を殺しまくって永久人を維持するためのエーテルを手に入れるって事なんじゃないのか~?

こ、こんな格好いいポーズと台詞でガチめの外道行為を宣言してくる事ってあるんだ!

そう高らかに宣言したスフェーンは何処かへと転移してしまう。そして別の鏡像世界へのゲートが消えて禍々しい光景が消え去り、青空が広がって……。

カフキワが動かなくなった。
エレンヴィルくんをどれだけ曇らせたら満足するんだ?
あまり覚えてないんだけど確か黄金郷について言及してたよね。

エレンヴィルくんが、同郷の人々がカフキワの事を覚えていなかったという話を皆に共有した。更に、ヤ・シュトラがスフェーンとカフキワの状態について気付いた事を話してくれる。こういう話はヤ・シュトラがいるからこそだな。

うーん、もしかしてオーティスの状態とは違うのかもね。

この疑問に関する答え(とは限らないが……ほぼ答えだろう)はアリゼーが出してくれた。

なるほど。そうなると、「別の場所で機械を操作していた」というのは嘘ではなかったという事になるな。原初世界に肉体が存在するかどうかの違いだ。
さっきスフェーンのねらいについて予想していた事は正しそうだ。

世界を越える方法について調べる、というのは随分前にヤ・シュトラが言っていた事だが、ここにきてついにその必要性が出て来たわけだ。諸々の調査で時間が掛かるから、休んできていいよと言われその場は解散することとなった。

が、ここでソリューション・ナインに戻るとサブクエストが沢山出ている!光の戦士にとって休息とはおつかいをしていく事だったのかもしれん。
そんなわけで次回はサブクエストをこなした後でメインクエストだな。

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